Curiosity!やりました!
火星初のサンプル採集のため「full drilling」がSol182に実施されました。
昨年8月の「sky-crane」での着陸と同等の火星探査史上の大きなマイルストーンとなるものです。
もう少し時間を掛けるかと思ってましたが、予想が裏切られました。
上図の真ん中の黒い穴です。直径 1.6cm、深さ 6.4cmです。
右側がSol180に行われた"mini drill,"の跡ですね。
ここで採取したサンプルをCHIMRA経由でSAM とCheMin に届けて、詳細な分析を行う予定です。
*CHIMRA(Collection and Handling for In-situ Rock Analysis )
下図は、Curiosityが "John Klein" のサンプル採取の為、ドリルを近づける様子を動画にしたものです。
(HazCamで撮影した3枚の画像で構成されています。)
下図は、サンプル採取の前にいくつかテストを実施した場所を示しています。
(下図は、Sol166にMastCamにて撮影されたものです。)
"Brock Inlier," は、APXSで分析され、MAHLIで画像を撮りました。
"Wernecke"は、DRTでブラシをかけ、APXSとChemCamで分析し、MAHLIで画像を撮りました。
"Thundercloud"は、岩をこつこつ叩く"drill-on-rock checkout" testの目標で、APXSとChemCamで分析する為とMAHLIで画像を撮りました。
SAMとCheMinの分析結果が楽しみです。