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RIA Novostiの写真です。
6月11日のMarsDailyに6月8日付のRIA Novostiの記事が紹介されていました。
ESA spokesmanの Rene Pischelさんが「今年の11月に火星探査プロジェクトへのロシアの参加が正式に決まる。」と先週の金曜日(6月8日)に発表しました。
現在、調整中で11月のESA閣僚会議の後に正式調印となるようです。
既にロシア側は、ロシア科学アカデミーの宇宙会議でExoMarsへの参加が承認されたとのことです。
また、この記事によりますとRoscosmosは、以前、あっけなく失敗に終わったPhobos-Gruntの12億ルーブル(約4070万ドル)の保険金でExoMarsの調達資金を一部カバーすることができるかもしれないと言ってたとのことです。
3月18日の当ブログ「何とか粘り腰で、行くぞマーズ」での情報では、3.5億ユーロ程の資金が不足しているので、焼け石に水のような額ではありますが、心強い援軍です。
Phobos-Gruntと違って今回は、Protonロケットを使用する計画なので大丈夫かと思います。
しかしながら、ロシアの惑星探査は、曰く付きですから不安があります。
過去に囚われず、最善を尽くして欲しいものです。
国際プロジェクトとして進んで欲しいと期待してます。
人類の英知を!