火星への道

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終わりの始まり

2011-12-13 21:27:46 | Phobos-Grunt
頼りにしていたrussianspacewebも12月8日のESAによるPhobos-Gruntへのコンタクト失敗以後更新されないので、待っていましたが、スペースサイトさんが9-12日の結果をレポートしてくれました。
ありがたいです。
「軌道離脱に失敗し現在の状況に至った原因を調査する委員会を立ち上げたと。」のことです。

改めてrussianspacewebのサイト内をうろついたところ9日以降は、reentryというページになってました。
12月9-10日のrussianspacewebによりますと

①ESAによる最後の交信

最後の交信記録ですので、交信できませんでしたが記録したいと思います。

Opportunities for communications with Phobos-Grunt on Dec. 9:

No. Time of spacecraft pass, GMT Ground station
1 10:11 - 10:20 Maspalomas, Canary Islands
2 11:45 - 11:52 Maspalomas, Canary Islands

②12月10日の記事
1)11月9日に火星へ向かう軌道に乗れなかった原因調査のため省庁間委員会(Interagency commission)を設置する。
2)Yuri Koptev さんが調査委員会の議長に任命された。
 Yuri Koptevさんは、the State corporation Rostekhnologiiの科学技術評議会の議長です。NPO Lavochkinの古参でもあります。
3)Roskosmosと防衛省(Ministry of Defense)は、Phobos-Gruntの大気再突入に備える為、再突入を監視する共同運用グループを結成した。
4)12月10日現在のPhobos-Gruntの軌道は、遠地点287km、近地点202km、軌道傾角51.41度、地球一周に89.39分かかるとのこと。
 がっかりはしているけど、しっかり捕捉しているようです。

責任追及よりも原因究明をしっかりやって欲しいですね。
事務局としても、本当にがっかりしてます。
なるべく早期にリベンジをしてくれることを期待してます。

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2 コメント

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Space-Trackの予報 (mikun)
2011-12-23 01:58:15
Space-Track の予報では
2012-01-13 辺りに落下の予報が出ています
返信する
Space-Trackの予報 (観無量)
2011-12-23 11:44:01
お知らせありがとうございます。
russianspacewebで6日~19日と言ってますが、かなり正確に予測できているんですね。
下記のサイトを覗いたら現時点での位置が分かる様です。
http://www.n2yo.com/?s=37872
いつまでも回っていて欲しい気もしますが・・・
返信する

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