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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№9 爆発ドラムの、もつれ合い《ジョー・ファレル(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「ジョー・ファレル」のレコード紹介です。~♪
 
コルトレーン承者を、たっぷり堪能する。
聴き処は、エルヴィンとのンタープレイ。
静&動のブラシュワーク、急自在に絡む。
 
一句
 “吹きまくれ 発ドラム もつれ合え”


⑨『ジ・アルティメイツ』(68)
《The Ultimate/Elvin Jones/Joe Farrell》
ジョー・ファレル(ts,ss)、
エルヴィン・ジョーンズ(ds)、ジミー・ギャリソン(b)。
 
《Joe Farrel Blog紹介l》

《Elvin Jones(ds) Blog紹介》

とにかく巧いとか、下手とか、言いたくない。
当時、コルトレーン承者の第一人者として君臨するファレル。
 
そのスピリッツを思う存分堪能する。
ファレルのパワーに思う存分りまくる。
私はそれで大満足です。

60年、23歳でNYへ上京する。
ビッグバンドを転々とし、68年エルヴィンGへ。
コルトレーンの相棒だった師匠2人とっ向勝負となる。
 
⑧『Puttin' It ~』と同年同一メンバーの録音。
やっぱ、興味を惹くのはピアノスでの協演。
 
「たこ足8本打法」のエルヴィンが凄味で迫る。
一発一発、どでかい音で発するドラム。
負けじと、根性ぶち撒けで挑むファレル。
粗削りなフレーズが、パワー増大で倒してくる。

⑧と⑨の違いは、ざっくりと「動&」の違い。
当⑨は、がむしゃらなパワーは控え目に。
エルヴィンのワイヤブラシに注目したいところである。

剛腕でぶちかます大迫力のブラシ音。
と思えば、一揆に「静」に落し込んでいく。
ファレルのサックスと絡み合う急自在なテク。
唖然とさせるインタープレイが聴き処です。
 
 一句
 “吹きまくれ 発ドラム もつれ合え”

エルヴィンとのファレルは、別格もの。
今後のリーダー作って、どうしてもんでしまいます。
 
♪~ 「Ascendant」両者の絡み、&動のテクをお楽しみに。


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