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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№6 渡欧、棘も牙も抜け《ホレス・パーラン(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズピアノ「ホレス・パーラン」のレコード紹介です。~♪
 
し、Steeple Chaceレーベルへ移籍。
環境が変わり、棘も牙も抜け通っぽく。
アクも癖もし去り、新たな世界へ。
 
一句
 “ジャズ変化 刺き地蔵 デンマーク”


⑥『ノー・ブルース』(75)
《No Blues/Horace Parlan》
ホレス・パーラン(p)、トニー・インザラコ(ds)、
ニールス-ヘニング・Φ・ペデルスン(b)
 
《Horace Parlan Blog紹介》

《Niels-Henning Ø Pedersen(b) Blog紹介》

ブッカー・アーヴィンの「べらんめぇ~」節。
2枚聴いたが、やっぱ聴けないのは寂しい。
ただ、やっとこさでパーランのリオが聴ける。

①『Us Three』の強鍵が脳裏を駆け巡る。
そして、誰をも寄せ付けないベース&ドラム。
強引にし込んでくるパーランの打鍵だった。
だが、そんな凄まじさは到底期待出来そうにない。

⑤『Happy Frame~』から14年後の演奏。
し、Blue NoteからSteeple Chaceレーベルへ移籍。

何もかも環境が変わり、トリオで復活した。
『Us Three』の再演なんて、在り得ないが。
棘も牙も抜け、矢多ら滅多ら通っぽく成り過ぎてしまった。

相棒のペデルセンのベースは「ぬる~」と。
ドラムだって、穏やかに合いの手が入るだけ。
バラードなんて、ブルーノ-ト時代の影も無い。
ってな感じで、難にまとまっている。

そんな中で、1曲だけいのある曲。
「Have You Met Miss Jones?」。
 
強いタッチのパーランに好感がもてるのだが。
「がつん・がつん」タッチがちょっと目。
そして、いつもの繰返しブロックコードが現れない。

右手の中指・薬指が動かないンディ。
そのハンディを活かしたパーラン・カラーを感じない。
 
 一句
 “ジャズ変化 刺き地蔵 デンマーク”

強いメロディーは、勢い良くはしってるが。
アクと癖をし去ってしまったパーラン。
新たなパーランを楽しむしかない。
そんな心構えで聴く世界を迎えたようだ。
 
♪~ 「Have You Met ~」 渡欧し、棘も牙もけたパーランをお楽しみに。

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