だらずだらじゃず・本音ジャズ

伊№2 えェ~~?今度はフリージャズ?!《エラルド・ボロンテ(ts)》

コルトレーン・ドキで終らなかった!
モードを演ったら、「リージャズ」へ!
USジャズ界を対岸に眺めるジャズ界か?!
『ジャズ・イン・イタリー』(66)
《Jazz In Italy/Eraldo Volonte》
《 YouTubeリンク:https://youtu.be/pxeE47svcps 
エラルド・ボロンテ(ts)、ディノ・ピアーナ(tb)、フランコ・ダンドレア(p)、
ジオバンニ・トマッソ(b)、フランコ・トターニ(ds)。

レコード①から3年後、知的・頭脳派コルトレーンがどう変わったか。
①では力強さで押しまくった。
は肩の力を抜き、間をとり、急自在に音をコントロールする。
グループ全体で放つサウンドはコルトレーン・モドキ、
ボロンテはより一層知的・頭脳派に、鋭くールなプレーに徹している。

コルトレーンは67年に他界、この録音はその1年前。
後期のコルトレーンは「シーツ・オブ・サウンド奏法」一色。
だが、ボランテはそっちに移行せず、コルトレーン・モドキでらない。

2曲目以降はリー・ジャズの世界へ行ってしまった。
モードを取り入れ知的・頭脳派コルトレーンへ向ったが、フリージャズへ。
このジャズマンはこの時44歳、こんな奴はUSジャズ界にまず居ない。

タイトルどおり「イタリア先端のジャズだあ~」と、言いたいのか。
40歳越してからモードを演り、フリーへ変革していくテナー野郎。
USジャズ界を海の向こうから眺め・局的に捉えた伊ジャズ界。
だから出来る身のこなし方とも言える。

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