前回のブログ「コロナ禍のネガティブ思考」の評判がとても良かった。
今年一番のアクセス数だったし、掲載初日から3日目まで勢いが衰えることがなかった。こういうことは極めて珍しい。
どうやら「ネガティブ思考」が世相にうまくマッチしたのかもしれない。
そういうわけで異例のロングラン(?)となったのはいいとしても「オーディオ関連記事」が、このところどうも伸び悩みの傾向にあるのが気になっている。
以前はこのブログの看板だったのになあ~(笑)。
「栄枯盛衰は世の常」といえば身も蓋もない話になるが、内容が飽きられてきたのか、あるいはやや専門的過ぎるのかもしれない・・。
はたして、どのレベルの層にポイントを置いて記述したらいいのか、いまだに「?」である。
さて、今回は久しぶりにその評判があまりよろしくないオーディオの話といこう。
随分と頻度は減ったが、それでも毎日のように我が家の4系統のシステムのどれかをああでもない、こうでもないと弄り回している。
現役を引退した後でも夢中になれる趣味があると、時間を持て余すことがないのは大いに助かる。
その4系統のシステムだが、それぞれ持って生まれた性格が違うので育て方には腐心している積りだが、「家貧しくして孝子出(い)ず」(貧しい家には孝行息子が出てきて親を助ける)、この頃は何だか「貧乏所帯」で4人の可愛い子供を育てているみたいな気がしてきた(笑)。
それでは、ざっと現時点での4兄弟の紹介をしておこう。
<長男> ウェストミンスター(改)
一家の総領としてどんな難敵(音楽ソース)が来てもたじろがずに対応してもらいたいので、万能タイプに育て上げた積りだが、まるで杉の大木のようにまっすぐ伸びてくれた。
自己採点で10点満点として8点ぐらいの段階に達している。これからの進展となると、コスパがたいへんそう。
<次男> グッドマンの2ウェイシステム
4人兄弟の中で一番立ち位置が難しいのが次男だ。存在感をどう発揮させるか・・。今のところ変幻自在のシステムとして固定化させることなく臨機応変に育て上げる積りだが、大化けする可能性もあってむしろ予測不能な点が楽しみ~。
<三男> 「AXIOM80」(初期版)の2ウェイシステム
やや神経質なところがあって周辺環境(機器)に対して舌鋒鋭く文句を言ってくるタイプ。しかし、ツボにハマると天才的な閃きを見せることがあってポテンシャルは非常に高い。はたして自分のような凡人の子供だろうかと慄(おのの)くことが度々ある(笑)。
まだ十分能力を発揮しているとは言い難いので、これからも相性のいい「エンクロージャー」「アンプ」などを模索していきたいものだ。
<四男=末っ子> JBLの2ウェイ「LE8T+175ドライバー」
以前「食い扶持」に困ったときに養子に出そうかと思ったことがあったが、今ではすっかり目の中に入れても痛くないほど可愛い存在になった。
いかにも末っ子らしく「やんちゃ坊主」だけあって向こうっ気が強くて自己主張をよくする。
性格が兄貴たちとはまったく違うので、「僕はほんとうにお父さんの子なの?」と言われることがあって、その都度「少しは毛色の変わった子供が居てもいいんだから安心しなさい」と言い聞かせている(笑)。
そして、以上の4兄弟のうち今回弄った対象は、やっぱり懐が深くて融通の利きやすい<次男>だった。
ご覧のとおり3ウェイに改造してみた。
以下、続く。
この内容に共感された方は励ましのクリックを →