スイトピーピンク
愛の愉しみ・恋の愉しみ・優美・門出
神は全能です。
私たちがどれだけのことをなすかということは、問題ではありません。
神は無限なる存在です。
どれだけの愛を込めて行うかが大切なのです。
私たちが仕えている人々の中におられる神に、どれだけのことができるかです。
マザー・テレサ
先日、教会のおばあちゃまから電話がありました。
「熱が37.4度あるので、コロナではないかと心配で・・・」
リハビリに行っている所で、もしかして?と思われたようでした。
身体の具合もいまひとつだと、話されました。
わたしは祈りながら、十字架のことを話しました。
「今週はカトリックでは四旬節の第3週目とされています。
わたしたちはプロテスタントなので、あまり気にされていないかも知れませんが・・・。
2020年前に、イエス様は十字架を背負われてドロローサの道を歩かれました。
わたしは今、世界中の人たちが同じように
イエスさまが血の汗を流して苦しみながら
十字架にかかられたことを思って、
祈りながら感謝する時だと、
自分なりに受け止めて過ごしています。
イエスさまは十字架ですべてに勝利されました。
本当は、わたしたちが罪のために死ぬしかなかったどうしようもない重荷を
神さまが天から人となって降りてきて下さって、
十字架にかかって取り除いてくださいました。
病も苦しみも痛みもすべてのすべてを完成してくださいました。
神さまがこんなにまでして愛を現してくださったのに、
いつの世も人類は自己中心でバベルの塔を建てています。
今、コロナのことで、そのことを教えられているようにも思います。
知れ、わたしこそ主なる神である。
ですね。
イエス様を信じて義とされ、罪を赦され、いやされる愛ってすごいですよね。
十字架の先にあるのは、イースター、復活の希望ですから嬉しいですね。
永遠のいのちを感謝して賛美し、主の祈りを祈り続けましょう。
それから・・・
一日中テレビばかりご覧になってると、コロナの不安ばかりきませんか?」
「はい・・・」
「テレビを消して空を見上げてください。主の祈りを一日何度でも祈りましょう。」
わたしはそう言ってから、
電話の向こうのおばあちゃまに、
胸に手を当ててくださいねと伝えて祈りました。
『愛する子よ、わたしはあなたを愛しているよ』
イエスさまはいつも、この方に祈る時、声をくださいます。
そのことを伝えると、電話の向こうで喜ばれる明るいため息が聞こえます。
愛されている確信を得ることはなんと嬉しい喜びでしょう。
いま、不安も恐れも知っておられて、
そばにいてくださるイエスさまを全身全霊で受け止めると、
大きな平安に包まれて元気になります。
身体もポカポカ♪
聖霊様が満ちておられる喜びです。
おばあちゃまは、喜びの声で感謝して電話を切られました。
イエスさまの十字架は永遠のいのちの希望と喜び。
まことの神、
愛と平和の神の御手の中ですべてのことが起きていると見るなら、
地上では旅人のわたしたちは、
神に委ねる以外、
道はありません。
イエスさまはみんなの主治医でもある神さまですから、
この神さまが永遠まで一緒におられるから大丈夫!と添えると、
クリスチャンではない方でも、アーメンと仰って喜びに包まれます。
人間は誰もが本当はとても弱い存在だから、
素直になって創造主である神さまを認め、
へりくだれば、
人知が知らない神の愛のなかで、
もっともっと喜びに生きれるようになります。
「主よ、きてください。あなたを信じます。」
その祈りに応えられないはずがありません。
泣くものとともに泣き、
苦しむものとともに苦しまれる神さま。
主の願いだけが成りますように。
道であり真理でありいのちである主なる神さまに、
すべてを委ねて賛美を続けます。
Amen.
