デンドロビウム
わがままな美人・魅惑
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もしあなたの家に
病気の人、さびじがっている人がいるなら、
そこにいてください。
もしかしたら、ただ手を握るだけかもしれないし、
ただほほえんであげるだけかもしれません。
でも、それこそが、とても大切で、
そして、とてもすばらしいことなのです。
(マザー・テレサ)
今日の午後、運河沿いの道を歩いていると、
なにか動いている!
よく見ると、鴨でした。
数えてみると15羽。
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運河では、はじめて見ました。
何しているの?こんなところで?
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鴨たちは嬉しそうに泳いでいました。
食べられる鴨でなくてよかったね!
ゆっくり過ごしてね!
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そう言うと、水の中に潜ってみたり上がってみたり・・・
楽しそうでした。
雨上がりで少し暖かいからでしょうか?
どこから来たのかわかりませんが、
都会の運河で悠々と遊んでいる姿を見ると、
自然界には都会も田舎もないのかも知れないと思えました。
人間だけがいろんなものに枠を付けて形付けているのかもしれないね。
元気でいてね。
鴨たちにお別れして、
桜の木から今にも落ちそうな葉っぱを見つけました。
最後の一枚があるかな?
どの木も葉っぱが一枚だけという木はありませんでした。
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最後の一葉が落ちたら死ぬと思っていたジョンシ‐のために、壁に絵を描いたベアマン。
オー・ヘンリーの小説、最後の一葉を思いながら、見上げていました。
わたしたちはみんな、散る時は一緒。
神さまが今まで守ってくださって、春からずっと仲良く生きてきたの。
先に散った葉っぱたちは姿はあるけど、
みんな天国に迎えられているのよ。
葉っぱがおしゃべりした。
そうなんだね。
葉っぱ一枚も愛おしんでくださる神さまっておやさしいね。
与えられている木の感触も好きですから。
雨あがりの午後、
みんな命を持って与えられた所で喜んで生きている、
ちいさないのちを見せられて嬉しくなりました。
”私たちは、
真理に逆らっては
何をすることもできず、
真理のためなら、
何でもできるのです。
(コリント第二 13・8)”
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