説教しても、それが人と触れ合う場にはなりません。
では、どうしますか？
ほうきを取って、だれかの家を掃除しなさい。
その行為が十分に語ってくれます。
わたしたちは皆、
自分にできる小さいことをして通り過ぎていく、
神の道具なのです。
(マザー・テレサ）
”イエスがベタニヤで、らい病人シモンの家にいて、食卓についておられたとき、
ひとりの女が、非常に高価で純粋なナルドの香油が入れてある石膏のつぼを持ってきて、
それをこわし、香油をイエスの頭に注ぎかけた。
すると、ある人々が憤って互に言った、
「なんのために香油をこんなにむだにするのか。
この香油を三百デナリ以上にでも売って、貧しい人たちに施すことができたのに」。
そして女をきびしくとがめた。
するとイエスは言われた、
「するままにさせておきなさい。
なぜ女を困らせるのか。わたしによい事をしてくれたのだ。
貧しい人たちはいつもあなたがたと一緒にいるから、
したいときにはいつでも、よい事をしてやれる。
しかし、わたしはあなたがたといつも一緒にいるわけではない。
この女はできる限りの事をしたのだ。
すなわち、
わたしのからだに油を注いで、
あらかじめ葬りの用意をしてくれたのである。
よく聞きなさい。
全世界のどこででも、
福音が宣べ伝えられる所では、
この女のした事も記念として語られるであろう」。
（マルコ14:3~9 )”
この箇所は、人間界によくあることです。
咎めたのはイエスを裏切ったユダ。
今で言う経理を担当していたお弟子さん。
神はすべてを見ておられ、
すべてを最善とされるかた。
自分にできる精一杯、ベストを尽くしたら、
後は委ねて祈る。
そうすると、不思議な神秘が起こります。
神さまが最善をなしてくださいます。
試験勉強をして、疲れ切った中で祈って眠ると、
試験が驚く結果になったという例は数え切れません。
人の思いを測り知ることができる神に委ねることを
神さまがいつも待っておられるのです。
いつも傍で見守っておられる神のご臨在を知り、
できることを続けましょう。
今日は二人のNちゃんの洗礼記念日です。
娘が大学生の頃、日曜日の特別課外授業が一度だけありました。
日曜日に授業ってなぜ？
ミッションスクールですから、
娘も私も疑問符でしたが、娘は朝から学校に行きました。
その日はちょうど第4日曜日でした。
我が家での大阪集会の礼拝の日でした。
14時からの家庭集会に、娘が数名の同級生を連れてきました。
「今日、知り合ったの。うちで礼拝しているから来ない？」
と誘ったら来てくれたということでした。
同じ学部でも人数が多いので、知らない人も多い中、
声をかけた娘。
また、知り合った日に来てくれたNちゃん二人もすごいこと。
この日に、
たった一度の課外授業があった意味を教えられました。
礼拝中に、二人の横に座っている愛猫チャラの存在を話すと、
二人は驚いていました。
猫の手も借りたい天国のお話です。
礼拝中にチャラがそっと祈っている祈りは、二人の救いでした。
（洗礼ネコには、洗礼を受けていない人がわかるらしい・・・）
Nちゃんは礼拝中、神さまに触れられて、ずっと泣いていました。
礼拝が終わってから、Nちゃんに祈らせてもらうと、
Nちゃんはまだ泣いていて、
「洗礼を受けたいです」
と言いました。
そのシーンを見ていたもう一人のNちゃんも、
「私も洗礼受けたい」
と言いました。
ミッションスクールで毎朝礼拝してる人たちには、
すでに主が触れてくださっていたのだと思いました。
先生方も生徒のためにとりなしの祈りをされています。
素敵なシーンに感動し、感謝して過ごした一日でした。
翌日、娘が大学に行くと、Nちゃんが娘を探してきて、
「摂食障害がいやされた」
と話してくれたそうです。
朝起きたら世界が一変していたとのこと。
それから、数日後、
Nちゃんから届いた手紙で驚くべき神さまのご介入を知らされました。
摂食障害で苦しんでいたことは、
私も娘も知りません。
神さまだけがご存知で、無条件で救われたのでした。
救いと共にいやしの贈り物が与えられて、
Nちゃんは神さまに愛されていることを深く知りました。
ご家族も、礼拝に行くようになって性格も変わったとおっしゃっているとのこと。
明るく元気な神の子に変えられてよかったです。
良かったネ！
チャラも嬉しそうでした。
以後は礼拝に来るNちゃんたちを玄関までお迎えしていました。
ノンタンもルビーも受け継いでくれて、
ネコと一緒の礼拝に神さまの祝福があふれていました。
おめでとう！
神のなさることは時にかなって美しい。
永遠まで主の証人として主とともに歩む人生を祈ります。
インマヌエル、Amen.
11月24日の花言葉
サフラン
陽気・喜び・歓喜・楽しみ
