■YOMIURI ONLINE:伊藤若冲の大作「象鯨図屏風」、北陸の旧家で見つかる(2008/12/20)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20081220-OYO1T00434.htm?from=main2
夕方、ふと眠気覚ましにニュースサイトを見に行って、びっくりした。何ですと!!! 若冲の大作屏風が北陸地方の旧家で見つかったのだという。写真のキャプションに「20日午前11時5分、滋賀県甲賀市のMIHO MUSEUM(※鑑定を行ったらしい)」とあるから、まだ発表から12時間も経っていない。日本美術ファンには、早めのクリスマスプレゼントみたいなビッグニュースである。
長い鼻をゆらりと振り上げた、細い目の白象の横顔には、はっきりした見覚えがある。先日、『朝鮮王朝の絵画と日本』展で見た、升目描きの「白象群獣図」に非常によく似ているのだ(→画像はこちら)。若冲に鯨を描いた例はあったかしら...と思って検索してみたら、これまでも時々お世話になっているTakさんのサイト「弐代目・青い日記帳」がヒット。え?と思ったら、まさにこの屏風のことで(鯨の構図がちょっと異なるような気もするが…?)「昭和3年に大阪美術倶楽部で3100円という値がつけられたきり何処へ行ったのか消息不明だそうです」というコメントが添えられている。「ゾウとクジラが観たい」って、願えば叶うものなんですねえ。
■産経関西:季節の風景を墨だけで表現、智積院に新たな襖絵「四季墨絵」(2008/10/07)
http://www.sankei-kansai.com/2008/10/07/20081007-002832.html
美術つながりで、やや旧聞に属するニュースをもうひとつ。日本画家で東京芸術大副学長の田渕俊夫さんが、水墨の襖絵60面を京都・智積院の講堂に奉納したというもの。もう長いことお会いしていないが、田渕先生は、私にとって「絵を教えてくれた、近所のお兄ちゃん」なのである。来春、各地を巡回する展覧会、ぜひ見に行きたいと思う。
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20081220-OYO1T00434.htm?from=main2
夕方、ふと眠気覚ましにニュースサイトを見に行って、びっくりした。何ですと!!! 若冲の大作屏風が北陸地方の旧家で見つかったのだという。写真のキャプションに「20日午前11時5分、滋賀県甲賀市のMIHO MUSEUM(※鑑定を行ったらしい)」とあるから、まだ発表から12時間も経っていない。日本美術ファンには、早めのクリスマスプレゼントみたいなビッグニュースである。
長い鼻をゆらりと振り上げた、細い目の白象の横顔には、はっきりした見覚えがある。先日、『朝鮮王朝の絵画と日本』展で見た、升目描きの「白象群獣図」に非常によく似ているのだ(→画像はこちら)。若冲に鯨を描いた例はあったかしら...と思って検索してみたら、これまでも時々お世話になっているTakさんのサイト「弐代目・青い日記帳」がヒット。え?と思ったら、まさにこの屏風のことで(鯨の構図がちょっと異なるような気もするが…?)「昭和3年に大阪美術倶楽部で3100円という値がつけられたきり何処へ行ったのか消息不明だそうです」というコメントが添えられている。「ゾウとクジラが観たい」って、願えば叶うものなんですねえ。
■産経関西:季節の風景を墨だけで表現、智積院に新たな襖絵「四季墨絵」(2008/10/07)
http://www.sankei-kansai.com/2008/10/07/20081007-002832.html
美術つながりで、やや旧聞に属するニュースをもうひとつ。日本画家で東京芸術大副学長の田渕俊夫さんが、水墨の襖絵60面を京都・智積院の講堂に奉納したというもの。もう長いことお会いしていないが、田渕先生は、私にとって「絵を教えてくれた、近所のお兄ちゃん」なのである。来春、各地を巡回する展覧会、ぜひ見に行きたいと思う。