見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

見仏旅行2018:高野山宿坊の食事

2018-10-13 23:15:50 | 食べたもの(銘菓・名産)
高野山を訪ねるのは、2015年の「開創1200年記念法会」以来だが、前回は日帰り(大阪泊)だったので、宿坊に泊まるのは5年ぶりである。今回も楽天トラベルで予約できる宿坊の中から、アクセスと値段を考えて、密厳院(みつごんいん)さんにした。刈萱堂のすぐ隣り。というか、刈萱堂は同院の所属なのだという。



中庭の大きな池を2階の部屋から見下ろす。



食事は部屋に運んでいただいた。固形燃料で温めたアツアツのお鍋が贅沢で美味。今年の干支のお守り付き。



朝食。大きながんもどきが美味しい。ちなみに前回泊まった宿坊はこちら



食事を終えて寺務所に電話すると「お粗末様でした」とおっしゃる。常に申し訳ないくらい腰の低い応対をしていただいた。大浴場もゆったり使わせていただき、くつろげた。

なお、密厳院の開祖は興教大師覚鑁(かくばん)である。あ、紀州・根来寺の…くらいしか知らなかったので、Wikiを読んでみたら、むちゃくちゃエキセントリックで面白いお坊さんであることが分かった。朝のおつとめのとき、須弥壇の後ろに祀られている弘法大師と興教大師(伝説に似合わず、温和なお姿)にもお参りさせていただいた。

朝のおつとめは、ご住職らしい年嵩のお坊さんが導師の座に着き、若いお坊さんが従うのだが、二人とも声がよくて聞き惚れた。外国人のお客さんが全くいなかったのは、たまたまかもしれないが、逆に珍しい気がした。
コメント
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