日本共産党松原市会議員団のブログ

日本共産党松原市会議員団の活動をお知らせするブログです。

「暮らして良かった」と言える街をめざして②

2014-11-05 09:06:51 | 議会報告
10月16日・17日両日で松原市議会本会議において個人質問が行われました。日本共産党は、4人全員が登壇し、選挙公約実現に向けて質問を行いました。今号は、福嶋・山本両市議の質問要旨を掲載いたします。また、詳しい内容は、市内各地域で開催される市政報告会でお聞き下さい。


福嶋みつひろ市会議員

小児夜間救急医療の輪番体制を

松原市では、急病で市民から通報を受けて医療機関に収容するまでの時間は平均でも30分以上かかっています。福嶋市議は夜間の救急を市内でも確立するよう市の姿勢を質しました。市長は「多くの医療機関がある」とし「救急安心センターおおさかに参画しているので市民の命は守れている」と強弁しました。福嶋市議は、「#7119への相談件数は多いが、実際に医療機関に搬送された件数は昨年1年間でわずか39件しかない。せめて富田林や大阪狭山のように輪番制で小児夜間を確実に診察してもらえる体制をつくるべきだ」と、求めました。

水道料金の引き下げを

松原市の上下水道料金は近隣市と比べ大変高いものとなっています。市は、「災害に強い水道をめざし、耐震化工事等の経費や安定的に事業を行うための適正な料金」としています。

福嶋市議は「市民は、植木の水やりなども負担になっている。生活が苦しい中、府水道企業団水の引き下げを強く求め、水道料金を引き下げるよう最大限の努力を」と訴えました。


障がい者や高齢者の
災害時の支援対策強化を


災害時の弱者対策について市は、支援者名簿を改定し、地域防災計画に取り入れるため防災会議で議論しています。福嶋市議は、いつ、どんな災害が起こるか分からないもとで、日頃から地域の方々と協力して避難できる体制をつくっておくことが大事だと主張しました。


山本やすひろ市会議員

過労死防止の啓発を強めよ!

政府が、1日8時間、週40時間と決まっている労働時間規制の適用を外し「過労死」を促進するような「残業代ゼロ」制度の導入に向けた検討を再開しながら、相対する「過労死防止法」が可決・成立されています。

山本市議は、本来あるべき「労働時間」と「過労死等防止の啓発」について市の見解を質しました。市は「国の取り組みのもとで、過労死防止への重要性などを広報・啓発にむけ努力する」と答えました。


図書購入費の増額を

7月スタートの電子図書サービスについて、「便利さも大切だが、同時にお年寄り・お子さんをはじめ多くの市民が実際の本に触れる機会の拡充も大切では」との質問に「電子図書、紙の図書のお互いのメリットを知ったうえで選択することが良い」とし、今後さらに充実していくことが約束されました。さらに、山本市議は、自転車事故対策について「市民協働で作成した『交通安全マップ』を中学校区ごとに広げる」ことや「事故を防ぐ対策として路面標示・注意喚起看板の設置」を求め、充実するとの回答を得ました。
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