日々の覚書

MFCオーナーのブログ

じつにおもしろい?

2010年01月21日 22時53分57秒 | テレビ番組

僕はあまりテレビを見ない。お笑い番組やスポーツ中継或いはニュース番組なら時々見るが、ドラマはまず見ない。連続ドラマを見始めたりすると、決まった日の決まった時間には家にいなければならず、そういうのも結構鬱陶しかったするし(笑)。それでも、ドラマを見る事は時々ある。

いささか古い話になるが、去年の暮れ、例の東野圭吾原作・福山雅治主演の「ガリレオ」シリーズの再放送を(全部ではないが)初めて見てしまった。単発で放送してた物をいくつか、そして2時間のスペシャル版(これも再放送だったとか。長澤まさみとかが出てた)も見た。単発の方は、原作に忠実なのもあり、そうでないのもあり、だったけど、予想以上に福山雅治演じる湯川学のキャラが面白く、つい見入ってしまった。謎が解けた瞬間、やたらと数式を書きまくるのが可笑しい。案外女好き、というのも、福山本人のイメージとダブって、なかなかに笑える。柴咲コウとか広末涼子とか、意外といい芝居するなぁ、なんて思ったりもした。スペシャル版はオリジナル脚本だったみたいだが、こちらはまぁまぁ、という感じかな。

暮れも押し詰まった30日の晩に放送されていた、「40女と結婚する方法」だっけか、それも見てしまった。なんとなく、缶チューハイをちびちび舐めつつ、面白そうなのないかな、とチャンネルを回していたら、ちょうど始まったところだったもんで(ちなみに、あてもなくチャンネルを回す、という行為も、僕にしては大変珍しい)。飯島直子演じる40才の独身カリスマ美容師が、市原隼人演じる大手広告代理店勤務の20代イケメンにプロボーズされる、という内容だ。基本的にあり得ない設定なのだが(笑)、自分の周囲でも10数才年下の男と結婚した40代女(しかも初婚)、というのが最近2~3発生したので、可能性ゼロという訳でもない。ま、しかし、演じるのが飯島直子だからねぇ。美人でオシャレでカッコよくしかも自立してるイイ女だけど、高層マンションの2階に住み(しかも賃貸)、仕事が終わると冨士そば(いわゆる立ち食い蕎麦だ)で蕎麦と丼セットを食べ、家で一人いいちこを飲む、という、いるようでいないようで、てなキャラがミョーに決まってしまうのは仕方ないでしょう。フツーのアラフォーは、過剰に期待しないことですな(笑)

で、このドラマの中で、やや気になる箇所があった。飯島直子と友人役の杉田かおるの会話なのだが、

飯島「これこそ、恋に悩むヒロインよね。キャメロン・ディアスか○○か、ってとこね」
杉田「例えが古いのよ。今なら、△△か長澤まさみか、って言わなくちゃ」

この○○と△△には、もちろん女優の名前が入るのだが、思い出せない。○○は日本人、△△は外人である。○○なんて、そんなに古い人って感じではなかったように思うけど...見てた人いたら、教えて(爆)

今週も、立て続けに連続ドラマを見てしまった。つーか、帰宅して食事をする時にテレビついてて、食べながらなんとなく見てて、そのまま最後まで、というパターンなんだけど(笑)。TBSの「班長」(これ、以前は課長というタイトルではなかったっけ?)、テレ朝の「相棒」「853」と、刑事ものばかり(笑)。でも、どれもなかなか面白かった。脚本も役者もしっかりしてるし、今のドラマも捨てたもんじゃないな、なんて思ったりして(笑)。ただ、1時間(実質的には40分くらい?)のドラマで謎解き、というのはちと短いのではなかろうか。前述した3本とも、謎が解明される過程が、なんとなくせわしない。2時間枠でじっくり見る方が、謎解き物には向いているのでは。

最近はいいドラマがない、なんて声も聞くが、以前偶然見てしまった「ライアーゲーム」というドラマは、ほんと訳分かんなかった。年と共に、こういうややこしいドラマには、ついていけなくなっているのだろう。いずれ、「水戸黄門」みたいな予定調和物しか、受け付けなくなるに違いない(笑)。ちょっと悲しい現実(爆)

先週だったかな、阪神淡路大震災から15年という事で、特別ドラマ「神戸新聞の7日間」(長いので以下略)を見た。もう15年も経ってしまったんだな、という感慨もさることながら、関東にいて分からなかった現場の悲惨な状況を改めて見て、相当ショックでもあった。震災が1995年、僕が大阪に赴任したのが6年後の2001年、その6年間で神戸は目覚しい復興を遂げた、と思う。大阪赴任直後、神戸にも行ったが、これが震災でむちゃくちゃになった街とは、とても思えなかった。

で、ドラマであるが、正直言うと今イチ。実話に基づいたドラマという事で、所々に当事者の皆さんが登場して、当時の体験を語るのだが、ドラマ部分と交錯して、却って中途半端な感じがした。ドラマかドキュメンタリーか、どちらに絞った方が良かったのではなかろうか。被災地の悲惨な状況をカメラに収めようとするが、どうしてもシャッターが切れないカメラマン、そこいらの葛藤やら懊悩やらを、芝居で表現するのではなく、いきなり当事者が登場したり、細かいナレーションが登場人物の心の声を代弁し始めたりすると、なんか興ざめだ。カメラマンの苦悩というのは、映像だけでも伝わってきただけに、もっと役者たちの演技で表現して欲しかったように思えた。

このドラマが今イチに思えた理由として、ドラマの冒頭でダイジェストというか予告編というか、そういうのを流し過ぎたこともあると思う。あれだけ流されると、もう本編見なくてもいいや、なんて気を起こしてしまうのだ。最近、こういうの多くないか。NHKでも、近日放送開始のドラマ、例えば「坂の上の雲」とか「竜馬伝」とか、他の番組の合い間に、予告編を何度も見た。しかも、かなり長い予告編だ。それこそ、本編見なくても、だいたい内容が分かってしまうような。でも、放送始まったら視聴率いいみたいだし、それは予告編の効果なのだろうか? よく分からん(苦笑)

予告編ではないが、TBSの「王様のブランチ」という番組で、お薦めDVDを紹介するコーナーがあるが、そこではさわりどころか、かなりの部分を番組内で見せてしまうのである。僕なんか、買わなくてもいいや、なんて気になってしまうけど、これ、マジで売り上げに影響しないのだろうか? 紹介するなら、ほんのちょっとくらいにしておいた方がいいと思うのだが。

ちなみに、「王様のブランチ」よく見てます(笑)。といっても一部だけ、だけど。ちょうど昼頃、有名人にお小遣いを渡して買い物させる「買い物の達人」というコーナーだけ、毎週見てる。ここに登場する案内人の鈴木あきえというタレントが、実はお気に入りなんである(笑)。どんな子かって? 一度見てみて下さい。一応、全国ネットだと思うけど....(笑)

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2009年08月13日 14時35分11秒 | テレビ番組

さっき、見るともなく、ネットの「バンドメンバー募集」を眺めていたら、結構凄い書き込みがあった。日付は今月初頭。

ドラマー募集

当方、G&Vo(♂高3)、G(♂高1)、Bs(♀高3)の3人です。ライブ活動したいので、ドラマー募集してます。

けど、Bsが妊娠・出産、自分も9月に受験なので、活動開始は10月からになりそうです。それでもよければ、連絡待ってます。

おいおい、いつ出産するのか知らないけど、ちょっと10月から活動開始は早くないかい? 最低でも、出産後3ヶ月は休ませないと。つーか、それ以上に、生まれたばかりの子供抱えてバンドは無理でしょう。やる気があるのは、いい事だけど^^;

さて気を取り直して(爆)、今回のテーマは「顔」、そういえば、昔こんな曲があったなぁ。

顔/コンセント・ピックス

今聴いても凄い歌詞だ(笑)

先日、テレビのクイズ番組を見ていたら、有名人の顔写真を見て、制限時間内にフルネームを答える、というのがあった。で、いきなり写真見せられても、すぐには名前なんて出てこないもので、正解率も決して高くなかった。回答者の面々も、写真見ても知らない人、というのではなく、咄嗟に名前が出てこないだけ。中には、「はいはい、この人ね。女優さんよね。○○に出てたわね。××出身なのよね。」と、名前は答えられないものの、写真の人に関して説明してる人もいた。答えられないと失礼とか、時間制限とか、のプレッシャーのせいで、名前が出てこないわけで、これは老化とか物忘れとかではなく、訓練すれば答えられるようになるだろう。

僕も、すぐに名前の出ない人が多かった。特に女性の場合、写真を見て○○だ、と一瞬ひらめくのだが、次の瞬間、いや似てるけど違う人かも、なんて思ってしまい、結局答えられない、というケースが多かった。なんというか、何枚かの顔写真を見せられると、同じ顔に見えてくる、というのも感じたな。

10年ほど前だと思うけど、『ウンナンの炎のチャレンジャー』という番組があって、欠かさず見てた人も多いだろうけど、毎回視聴者が色々な事に挑戦し、クリアしたら賞金100万円が貰える、という内容だった。ミッションは様々だったけど、ある時「名前当てクイズ」というのを見た事がある。

だいたい想像できると思うが、有名人または歴史上の人物100人の顔写真を見て、フルネームを答える、というものだ。で、100人全て正解したら100万円というわけ。回答者は、最初100人くらいいたが、徐々に脱落していき、最後に一人残った。その人は99問まで正解しており、あと一人正解すれば100万円をゲット出来た訳だが、その100問目で不正解となり、100万円獲得は成らなかった。ちなみに、今でも強烈に覚えているが、その100問目の答えは“市川雷蔵”、僕も写真見ても全く分からなかった^^;

ま、かように、前述したけど、顔写真見て名前を正確に答える、というのは難しいものなのだ。特に、個人的知り合いではなく、有名人を答える場合は。これは決して、老化とか記憶力低下とかではないので、気にする必要はない、と僕は思っている。以下、その根拠を述べる。

人間の顔って、実にたくさんのバリエーションがあり、実際、全く同じ顔というのはあまり存在しない。双子だって、よく見ると違いがある(すぐ発見出来るかどうかは別として)。しかし、同じ物はほとんど存在しないとはいえ、人間の顔というのも、いくつかの系統に分ける事が出来る。つまり、似たような顔ってヤツだ。そして、フツーの人は、初対面の時、まず相手の顔を“系統”で覚えるのではないか、と思うのである。

身近な人に対しては、しょっちゅう顔を合わせているうちに、顔の細かい造作も記憶されて、“系統”ではなく“顔”として、きちんと記憶されるようになる。たまにしか会わない、或いは何年も顔を見てない、という相手に対しては、“顔”の記憶が薄れ、“系統”だけが頭に残っている、という状態になる。そういう場合、特に有名人だと、誰かの顔を見て、「あ、この顔はこの系統だ」と頭が働き、その系統の顔で自分が会ったことある人全ての記憶が甦ってきて、どれが誰だか分からなくなる。その為、一瞬顔見ても名前が出てこない、という状況に陥るのだ。

また、ティーンエイジャーならともかく、ある程度の長きに渡って生きてきて、色々な人に会ったりしてると、初対面でも「どこかで会ったことある顔」とか「誰かに似ている顔」とかいう感覚があり、「こういう顔の人は初めて」と感じることは滅多にない。いわば、顔より先に系統が記憶されてしまうのだ。なので、顔そのものが脳に正確にインプットされるのに、少々時間がかかったりもする。初対面から、あまり間をおかずに2回目・3回目の対面があれば、正確に顔は記憶できる。でも、それがなければ、系統だけの記憶となり、時間が経つにつれ、過去に会った人たちと混同してしまって、顔と名前がすぐに一致しない、という事になる訳だ。これは、たくさんの系統を記憶している故であり、つまりメモリーの量が多い為に、新しい記憶をインプットする妨げになっているのだ。

という訳で、いきなり顔写真を見せられても、咄嗟に名前が出てこない、というのは、顔ではなく系統で記憶されている場合は、仕方ないことなのである。特に有名人、中でも女優やアイドルになると、美形が多いからどうしても系統が似通ってくる。熱心なファンになれば、顔として記憶してるから、そういう事はないと思うけど。それと、写真は固定してるからね。身近な人であれば、造作だけでなく表情なども合わせて顔としてインプットしてるし、実物を見てることも多いから、すぐに思い出せる。が、写真は表情が動かないから、記憶を刺激する効果は薄い。それに、前述のクイズ番組では、毎日テレビで顔を見る一線級の有名人ではなく、やや露出の少ない人ばかりを出題していたから、一瞬迷いが生じるのは当然なのである。

という訳で、顔写真を見ても咄嗟に名前が出ない、これは“顔”として記憶してるか“系統”として記憶してるか、によって左右されるものであって、決して記憶力の低下によるものではないのである。心配することはありませんよ、ご同輩(笑)

と、こういう屁理屈をこねて、これは老化ではない、だからまだ安心だ、と自分に言い聞かせている今日この頃なのである(爆)

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裁判員制度

2009年06月13日 00時57分36秒 | テレビ番組

先月から裁判員制度がスタートしたが、初めてとなる裁判が8月に行なわれる事に決まったそうな。まだ、“初の裁判員制度による裁判”になる可能性が高い、という段階らしいけど。来週にも候補者100人を選定し、通知を送るらしい。

実は数年前、裁判員候補のさらに候補、要するにプレ候補みたいなのに、あなたが選ばれるかもしれません、という通知を受け取った事がある。通知が来たのは一度きりで、その後何も言ってこなかったので、おそらくプレ候補にもリストアップされなかったのだろう(苦笑)。でも、候補に選ばれました、と言われても困ってしまうな。相当な覚悟というか、心の準備が必要だ。

不勉強で申し訳ないが、裁判員制度というのは、全ての裁判で適用されるものと思っていたが、違うらしい。刑事裁判なのはもちろんだが、傷害や殺人といった凶悪事件が、その対象なんだとか。巷でも散々言われているが、何故そのような事件の裁判に、裁判員制度を適用しなければならないのか、理解に苦しむ。場合によっては、というかほぼ間違いなく、有罪であるなら、死刑か無期かという決断を迫られる訳で、法律の素人であり、しかも本職ではない一般人には荷が重過ぎるのではないか。記者会見まで開いて、やりたくないという人がいるのも理解できる(ただ、この記者会見した元中学校教師という人も、かなり胡散臭いけど)。最初は、窃盗とか空き巣とか、軽いのからやりたいものだ(笑)。もしかして、死刑制度の是非にまで話を持っていこうとしてるのか。

アメリカでは、昔から陪審員制度があるが、聞く所によると、陪審員は被告が有罪か無罪かを決めるだけで、量刑は裁判官が決定するらしい。日本も、その程度から始めたほうがいいのではないか。だいたい、3~4日の公判を傍聴しただけで判決を下す、なんて無謀な気がする。裁判員に決まれば、公判前に資料に目を通す機会は与えられるのだろうけど。

先日、偶然テレビで裁判員制度を扱ったドラマを見た。会社をクビになり、ネットカフェで生活している若者の視点で描かれたドラマだが、その若者は裁判員に指名され、殺人事件の裁判に関わる訳だ。とある青年が3人の主婦を殺したという事件なのだが、その背景には、青年が長年に渡り地域ぐるみのいじめを受けていたという事実があり、主人公は死刑か無期かで悩む。裁判官たちは、情状酌量の余地はあるものの、過去の判例からみても死刑は避けられないとして、判決は死刑という方向に、なんとなく誘導しようとしている。裁判員の中でも、2つに意見が割れる。主人公の若者が被告の青年に以前会った事があるとか、弁護士はいじめにより同級生を自殺に追いやった過去があるとか、その自殺した人の妹が裁判員になってるとか、ちょっとあり得ない設定だらけではあったが(笑)、それなりに、判決を下すという行為の重さに戸惑う裁判員たちの心情はよく描かれていたと思う。様々な問題点も、しっかりと提示されていたし。

ただ、ラストの展開は??だったな。主人公は、結局死刑という判決が言い渡される前夜、ふとある事実に気づき、判決当日の法廷で裁判をひっくり返してしまうのだ。被告の青年は、実は殺人はしておらず、真犯人をかばって死刑になろうとしていた、というのである。そして、彼が犯人でないという証人も見つけ出し、被告は無罪となる。なんのこっちゃ、という感じ。今まで、登場人物だけでなく、視聴者をも散々悩ませたのは何だったのか。無罪を証明できる証人は、それまで何をしていたのか。何故、検察も弁護側も、その証人を見つけられなかったのか。裁判員の苦悩を描くドラマのはずが、いつの間にか意外な結末を迎える法廷ドラマになっていた。ならば、最初から、そういう作りにすればいいのだ。重い量刑を決めなければならない立場に置かれた者の苦悩、なんてものはどこかへ行ってしまい、制作陣も結論を出すのを嫌がって逃げたような印象を与えるドラマになってしまった。途中まで面白かったのに、勿体ない(笑)

ま、そんなこんなで、誰しも裁判員に指名される可能性はある訳だし、それなりに覚悟を決めておいた方がいいのだろう。ちなみに、僕は指名されたら受けるつもりだ。おかしな制度とは思うし、人の生死を決める立場には誰だってなりたくない、けど回避する訳にはいかない。制度が間違っているのなら、身を以ってそれを示すべきだろう。自分は安全な場所に立って、文句だけを言うのはサイテーの大人のすることだ。

もし、裁判員になった場合、我が社では有給休暇とは別に、特別休暇が認められている。大手を振って、裁判に臨めるわけだ。障害は特にない。裁判員になったら、もちろん当ブログでもレポートをアップしようと思ってるので、是非楽しみにしてて欲しい(笑)

と思ったら、守秘義務があるんだよね(笑)。惜しいなぁ、せっかく貴重な体験が出来るのに(爆) つーか、何でもブログネタにしようという根性は、何とかならないのか(爆爆)

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“楽して痩せる”

2008年12月19日 23時56分22秒 | テレビ番組

なんというか、最近太ってきたらしい。たまに、会う人に言われたりする。自覚は全然ない。ジーパンがキツいとかベルトが締まらないとか、そういうのも全くない。でも、太ったらしい。よくよく思い出してみれば、今年の6月の健康診断の時、体重が2キロ増えていた。BMIとやらによると、肥満度2%だそうだ。今はもっと増えているかも。由々しき問題だ。

となるとダイエットしなきゃいけないのか、という事になる。だが、面倒臭い。今さら、食事療法とか運動とかする気にならない。痩せたければ、極端な話、何も食べなければ確実に痩せるのだから、そっちの方がまだ楽という気がする(意味不明)。

ダイエットといえば、世間には実にたくさんのダイエット方法がある。どれを実践すればいいのか、ほんと迷ってしまう。が、よくよく見てると、全く違う方法のようでいて、数あるダイエットに共通するキーワードがあるように思う。それは、“楽して痩せる”である。

バカ言ってんじゃないよ、と思う。元来、痩せる、つまり体重を減らす、というのは健康体であれば、大変な行為なのだ。何もしてないのに体重が減る、なんて病気である。従って、健康体なのに体重を減らそうとすれば、食べる量を制限する、運動して脂肪を燃焼させる、などの努力をしなければならない。楽な訳がなかろう。でも、痩せたがる人たちは、楽をしたがる。当然だろうね。今まで、楽をしていて太ったのであるから。

本当に痩せなければならない人たち、つまり肥満体で、下手すると命に関わってくるような人たちは、楽をして痩せようとは思わないだろう。なにせ、命がかかっているのだ。少々ツラくても、体重を減らす為に頑張るはずだ。実際、そういう人たちを、僕も何人か見てきた。それに対して、楽して痩せようとしてる人たちの大半は、本当は痩せる気がないか、痩せる必要がないか、どちらかだろう。

ま、なんというか、もうちょい痩せたいな、でもキツいのはイヤだな、なんて言ってる人たちは、“楽して痩せる”というキーワードに反応するのだ。3食腹一杯食べても痩せる、この錠剤を一日一粒飲むだけで痩せる、このリングを左手の小指にはめるだけで痩せる、などという、いかにも嘘臭いダイエットに“楽して痩せたい”一心で飛びつくのである。で、結果痩せなかったら、「このダイエット方法は嘘ばっかり」という事になる。そんなの、初めから分かってるでしょ。

近頃、「朝バナナダイエット」というのが評判だそうで、某女性タレント(当然、太っている)が、テレビ番組の中で実践し、実際に効果を上げてしまったので、瞬く間に広まったらしい。一時、スーパー等でもバナナがすぐ売切れてしまう、という現象が起きたそうな。例の「あるある」の一件があったにもかかわらず、まだまだ一般人にはテレビの効果は絶大である(笑)

僕も、偶然この番組を見てしまって、確かに効果があったので感心してしまった。ダイエット前109キロだった体重が一ヵ月半で7キロ減ったらしい。しかし、この「朝バナナダイエット」、いかにも“楽して痩せたい”人向きという感じ。このダイエット、実に簡単で、ルールは、朝食は常温の水とバナナのみ、夕食後は4時間以上経ってから寝る、とこれだけ。これさえ守れば、あとは昼や夜に何をどれだけ食べようと自由。間食もOK。朝バナナを食べてから30分以上経過すれば、何食べてもいいらしい。なんとユルいダイエットであることか(笑)

これだけ楽で、しかも効果があるとなれば、飛びつく人が多いのは当然。実際、番組でこのダイエットを実践したタレントも、食生活を改める雰囲気は、微塵もなかった。日々彼女の生活ぶりを追っていたが、ほんとダイエット中とは思えない食生活。ダイエット日記ならぬグルメ日記という感じだ。“楽して痩せる”を身をもって証明していた。

バナナは健康にいい、というのは昔から知られている。消化が早くエネルギーになりやすいので、スポーツ選手がよく食べているという話で、そういえば、あのガッツ石松もバナナ好きで知られていた(笑) また、繊維質が豊富で、便秘にはバナナがいい、なんて話も聞いてた。もしかすると、この某女性タレントも、「朝バナナダイエット」を実践するにあたって、食生活も改善していたら、もっと体重を減らせたのではなかろうか。

さて、“楽して痩せる”「朝バナナダイエット」、いつまでブームが続くのか。それとも、手っ取り早いダイエット方法として定着し、日本はバナナを輸入しまくって、他国から顰蹙を買うのか。ま、ちょっと楽しみではある(笑)

あ、そうか、オレも痩せないといけないのか...(-_-#)

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キング・オブ・コント

2008年10月06日 23時20分42秒 | テレビ番組

今日も阪神負けて、巨人と同率首位だそうな。一体どんな展開になるのやら。我が中日は、かろうじてクライマックス・シリーズ出場を決め、残り2試合は消化試合らしい(笑) ご承知の通り、クライマックス・シリーズ1stステージでは、2位のチームと対戦する訳だが、今の巨人より阪神の方が、勝てる可能性は高そうな気がする。となると、巨人に優勝して貰いたい所だが、それもちょっとなぁ...(笑)

さて、昨日の夜は『キング・オブ・コント2008』を最後まで見てしまった。M-1、R-1に続き、今度はコントの日本一を決めるトーナメントという事で、実は前から話題になっていたらしい。全然知らなかった^^; で、昨夜放送されたのは、その決勝だった訳だが、2時間ずっと見ていての感想は、なんだかなぁ....という感じ。

まず、決勝に残った顔ぶれ。単に疎いせいではあるが^^;、大半は知らない人たちだった。ネタを見た事あるのは、バナナマンとロバートくらい、名前だけ知ってたのは、TKOにバッファロー吾郎、あとの4組すなわち、天竺鼠、チョコレート・プラネット、ザ・ギース、2700は初めて見た。顔ぶれだけ見て、「おっ、これは楽しみ♪」という気分になれなかったのが、まず残念だ。

もちろん、知らない人でも、その面白さに気づいて、また見たくなるというのがいればいいのだが、今回はそういうのもなかった(あくまで私見ですよ)。ロバートはもともと好きではないし。全体的にシュールというか、今イチ分りにくいネタが多くて、コアなお笑い好きにはウケても、フツーの人には、一体どこが面白いのか、なんて印象を与えたのではなかろうか。バッファロー吾郎とかザ・ギースあたりのネタは、そのシチュエーションに入れなければ、ちっとも笑えないのでは、なんて思った。

優勝したのは、そのバッファロー吾郎で、僕は初めて見たけど、入れれば面白い。キャメロン・ディアスが「あの人ヘビ年だからネチっこいわぁ」というネタは、かなり笑ったけど(見てない人、すいません^^;)、全体的には、なんか冷静に見てる感じだった。ファイナルで敗れたバナナマンの方が、素直に笑えるネタだったように思う。

ここいらは趣味というか感性の問題であって、深く追求するつもりはないのだが、もひとつ「なんだかなぁ」という感じにさせたのは、審査方法である。なんと、会場に決勝に残れなかった芸人100人を集め(こっちの方が、知ってる顔が多かった^^;)、彼らに一組当たり5点の持ち点を与えて、審査させていたのだ。ベテラン芸人を審査員として呼ぶのでもなく、観客に審査させるのでもなく、敗退した芸人たちにやらせるとは...納得いくようないかないような。同じ芸人だと、審査もしにくいだろうな。力関係や上下関係もあるかもしれないし。しかも、その敗退芸人たちによる審査の結果、決勝に進出した8組の中から2組が選ばれて最終決戦を行なうのだが、ここで審査をするのが、たった今決勝でネタを披露した芸人たちなのだ。しかも、どちらが勝ったと思うか、をその場で口頭で発表させるという荒業。せめて無記名投票にしてやれよ。本人を前にしたら、正直に言えないかもしれないだろう。しかも、決戦に残ったのが事務所の先輩芸人だったりしたら、ダメと思っても言えないに違いない。

この『キング・オブ・コント2008』の司会を務めたのはダウンタウンで、松本人志の意見が審査方法に反映されたのでは、という声もある。松本には、この手のお笑いコンテストでは、誰が面白かったか、一番良く分ってるのは、同じ舞台でネタを披露した芸人である、という持論があるのだそうな。つい贔屓目になってしまう観客や、旬の笑いが理解出来ないベテラン芸人よりも、ずっと公明正大な審査が出来る、という訳だ。それも分らないでもないが、松本だから、たとえ先輩に対してでも、ズケズケと物を言えるのであって、フツーのヤツは正直には言えないよ、という意見をネットで見た。

という訳で、優勝したバッファロー吾郎が、決してつまらなかった訳ではないが、なんとなくしっくりこない物を感じてしまった。もし、この『キング・オブ・コント2008』の審査を、観客がやってたら、おそらく優勝はロバートかバナナマンだったろう。客席のウケは、この2組が一番良かったからだ。しかし、ロバートが優勝しても、なんだかなぁ、という感じだったろうな(あくまで私見です^^;)

僕は、昔からお笑い、特にコントや漫才は好きなんだけど、純粋にネタを披露する番組が少なくなってしまったのは、大変に残念なことだ。『レッド・カーペット』みたいな番組はあるけど、ああいうのは、一発ギャグに頼るピン芸人有利で、じっくり芸を見せる芸人には向かないような気がする。僕はネタや話術で笑わせるタイプが好きで、ヘンな顔をしてみせたり、奇抜ないでたちや外見で笑わせようとするのは、好きではない。一発ギャグも、あまり好きではないな。今面白いと思ってるのは、タカアンドトシ、髭男爵、サンドウィッチマン、といったところ。そう、僕は意外と保守派なのだ(笑)

お笑い芸人が売れると、漫才やコントをしなくなってしまう、というのも悲しい事だ。爆笑問題といい、くりぃむしちゅー(海砂利水魚)といい、漫才してる頃は好きだったんだけどなぁ。ま、漫才はしなくても、面白いからいいけど(笑)

という訳で、テーマは「お笑い」なのに、オチなくてすいません(爆)

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