訳あって引っ越しする事になった。
僕は、こう見えても、不精というか面倒臭がりというかものぐさというか、一度家具の配置を決めたら、少しでも動かすのはイヤ、という性格であって、故に引っ越しなんて面倒な事は大嫌いなんである。でも、仕方ない。10年に一度(?)の大移動である(笑)
引っ越しするとなると、家財道具だけでなく、電話回線も引っ越さないといけない。うちは今ADSLだが、これも引っ越す必要がある訳だ。で、プロバイダーであるO●Nに問い合わせた所、まずNTTに連絡して、引っ越し先の電話番号を決めて貰って下さい、とのことだったので(当たり前だ)、その通りにした。そして、新番号と電話回線の引っ越し日を決めて、それからO●NにADSL引っ越しの申し込みをした。ここまではいい。
でもって、今日O●Nより電話がかかってきた。ADSL引っ越しの件である。が、電話をかけてきた女性は、いきなりこう言った。
「ADSL引っ越しのお申し込みを頂いているのですが、NTTに問い合わせた所、受け付けていないとの事なので、再度ご確認頂けないでしょうか」
要するに、ちゃんと申し込みしろ、と言ってる訳だ。所が、電話回線引っ越しについては、NTTとは2~3回電話で話して、新番号も引っ越し日も決定済みだ。だいたい、最初に番号を決めろ、と言ったのはO●Nなのであって、こっちは言われた通りにしてるのだ。今さら、NTTと話つけろ、はないだろう。と、そのように言うと、電話口の彼女は、
「いえ、電話回線引っ越しの申し込みは受け付けているのですが、それは電話移転窓口でして、O●NのNTTに於ける窓口はインターネット部門でして、そちらの方には、まだ登録がされていないそうなんです」
なんじゃい、それなら僕の責任ではなく、NTTの手配が遅いだけではないか。
「はい、この時期は引っ越しの申し込みが多いので、通常より手配が遅くなるのです」
そういう事情は理解できる。多少遅くなっても、間違いなく引っ越しをしてくれれば、別に文句は言わないけど。
「で、お客様の電話回線引っ越し日はいつでしょうか?」
だから、引っ越し日も明記して申し込みしてるでしょ。そっちがそうしろ、と言ったんだし。一体、何見てるんだ。だいたい、その引っ越し日は僕が勝手に決めたのではなく、NTTと相談して決めたのだ。
「いえ、ですから、こちらにはまだ連絡が来ておりませんで」
何度も言うが、それは僕の責任ではない。
「分かりました。それでは、再度NTTに確認取りまして、NTT側の手続きが済んで、こちらに連絡が来てから、工事日を連絡させて頂きます」
あくまでもNTTのせいにしてるな。
「工事日は決まり次第、ハガキで通知しますので」
おいおい、そのハガキはどこへ送るのだ? こっちはもうすぐ引っ越すんだよ。引っ越した後でハガキ届いても見れないんだけど。それよりメールにしてくれないかな。
「分かりました。では、メールにて連絡致します。」
最初からそう言ってよ。
「回線の調査をしてからでないと、引っ越しが出来るかどうか、分かりませんので」
ちょっと待った。引っ越し先はADSLに対応してる地域のはずだが。引っ越しできないって、どういうこと?
「地域としてはADSLに対応してますが、中継地点からお客様の所までの回線を調べてみたいと、なんとも...最近は光ファイバーを使っているところが多いので、回線に光ファイバーが混じってると、ADSLは使用できないんです」
おいおい、話が違うだろう。光ファイバーだとADSLが使えないなんて、初耳だ。もし、使えなかったら、どうなるのだ?
「解約するか、プラン変更という事になりますね」
冗談じゃないよ。どうせ、光にするのは時間かかるに決まってるし、しばらくアナログに逆戻りかいな。だいたい、光ファイバーが主流だというなら、何故ADSLをそれに対応させないのだ? 企業として、O●Nでは、どう考えているのだ?
「いえ、うちは単なるプロバイダーですので、その辺はNTTが決めることでして...」
結局NTTが悪いってか。口をきく気をなくした僕は、ここで電話を切ったのであった。
という訳で、心配事が増えてしまった(苦笑)。ただでさえ、引っ越しなんて面倒なだけなのに。マジ、引っ越し先でADSL使えなかったらどうする? あー、めんどくさい(笑)
だから、引っ越しはイヤなのだ(爆)