早いもので、もう今年のゴールデンウィークが終わろうとしている。皆さん、連休は如何お過ごしでしたか?
さて、我々のゴールデンウィークはというと、5月に入ってから関西方面に行ってきた。当ブログのコメントに、留守してたので云々、と書いているけど、つまりそういうことだ(笑) 今回は、天候は今ひとつだったけど、関西自体は楽しかった。そんな中でも、今回の白眉と言っていいのは、
東大寺である。そう、あの東大寺だ。華厳宗大本山の寺であり、国宝にして世界遺産でもある。あの東大寺である。大仏で有名な、あの東大寺なのである(しつこいって)。
実は、僕自身は、東大寺には中学の修学旅行以来行っていない。が、何故か、最近になって行ってみたくなり、ゴールデンウィークには関西行くし、ついでに行ってみよう、という事になって、実に35年ぶり(笑)に行ってきたという次第。
小・中の2回、修学旅行で東大寺に行っているけど、時間が経ってしまったせいか、あまり覚えていない。きっと、大仏を見て「でっかいなぁ」などと感心していたのだろうけど、今となっては覚えていない。今回、五十路を迎えようという年齢になって(爆)、東大寺はどのように僕の目に映るのだろうか? 到着前から興味津々だったのであった。
という訳で、東大寺である。まずは金堂つまり大仏殿(順番が違うか。笑)
やぱり大きいなぁ、という印象。歴史ある建造物(現在の金堂は江戸時代に再建されたものらしい)であるし、やはり風格というか時の重みなんてものも感じたりする。
そして、大仏(盧舎那仏像)を拝む。
金堂が大きいだけに、大仏自体はそんな大きく感じなかった。でも、良い物を拝ませて貰った、という感じ。
大仏といえば、鎌倉も有名だ(あっちは阿弥陀如来だけど)。せっかくなので、それぞれのご尊顔を比較してみた(なんのこっちゃ)
う~む、どちらも良い顔されておる。
金堂の中には、鬼瓦も置かれていた。
この鬼瓦、文字通り今度の隅に置いてある、って感じで、安置されてるとか設置されてる、とかいう感じではなかった。なんかこう、国宝らしからぬ荒っぽさが却っていいなぁ、なんて思ったりして(笑)
こちらも有名な、金堂の中の柱の穴。くぐるとご利益があるといわれているが、
こりゃ、大人はくぐれないでしょ(笑) 大仏の鼻の穴と同じ大きさらしいけど。我々も無理してトライしたりせず、この前で記念写真を撮るにとどめた(笑)
さて、たっぷりと大仏を拝ませて貰ったあと、南大門へ(やはり順番が違う。笑)
こっちもデカい。で、南大門といえば、金剛力士像でしょう。
参道では、鹿が食事していた。
てな訳で、35年ぶりの東大寺、とても良かった。なんとなく新鮮な気分になれたな。近年、奈良への修学旅行が減っている、なんて話も聞いたけど、とんでもない話であって、京都より歴史のある古都・奈良をバカにしてはいけない。子供たちにも、奈良の素晴らしさをしっかりと伝えるべきである。未成年には、たとえ修学旅行であっても海外なんて早いのだ。
とはいえ、我々が東大寺に行った日、意外と若者の団体に遭遇したりなんかして、なんとなく安心した(笑)
うん、やっぱり奈良はいいな。