日々の覚書

MFCオーナーのブログ

Ordinary World

2009年03月05日 23時16分08秒 | 音楽ネタ

雨が降ってきた木曜日、通りで、君が優しく話すのを聞いた事を思い出す
僕はテレビとラジオのスイッチを入れる
未だに、君の幻から逃れられない
一体、何が起きた?
“狂ってる”と、ある者は言うだろう
僕が認めた人生はどこへ?
行ってしまった...

でも、僕は過去に泣く事はない、ここにはいつもの世界がある
何とか、見つけなければ
いつもの世界に進もうとした時、僕は生き残る方法を学ぶだろう

情熱と暗合は、かつて君にこう言わせた
“プライドが二人を引き裂く”と
今、プライドは窓から出て行った、屋根を越え、走り去った

心の空白に、僕を残しておいてくれ
一体、何が起きているのだろう?
“狂ってる”と、ある者は言うだろう
一番必要な時に、友はどこへ?
行ってしまった...

でも、僕は過去に泣く事はない、ここにはいつもの世界がある
何とか、見つけなければ
いつもの世界へ進もうとする時、僕は生き残る方法を学ぶだろう

道端の新聞は、苦痛と欲望を伝える
今日は恐れる、明日は忘れる
聖なる戦争と要求のニュースに接し、
僕たちの会話は少し悲しい

でも、僕は過去に泣く事はない、ここにはいつもの世界がある
何とか、見つけなければ
いつもの世界へ進もうとする時、僕は生き残る方法を学ぶだろう

どんな世界でも、僕の世界...
全ての世界は、僕たちの世界...

http://www.youtube.com/watch?v=YaTL6VAr2RY

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慢心

2009年03月03日 23時52分23秒 | 音楽ネタ

昨年結成した念願のスリーピース・バンド“大太犬”であるが、10月と12月にそれぞれライブをした。というか、人前で演奏した(笑)。その時の演奏を、メンバーであるやっさんが客席で録音していたので、ダビング(古い言葉だ)を頼んでいたのだが、こないだ受け取る事が出来た。

早速聴いてみた。内容は、昨年10月25日BBAでの演奏が3曲、12月14日和音堂での演奏が6曲。BBAでの一曲目から、いきなり和音堂の演奏に飛び、再びBBAでの演奏に戻る、という時間軸を無視した変則的な構成である(笑)。

ま、時間も過ぎ、冷静に聴いてみると、ノリはBBAの方が良く、バランスは和音堂の方が良かった。客席で録ったとは思えん。でも、総合的にみると、BBAの方が上かな、という感じ。

意外だったのは、どちらもボーカルがよく聴こえていたこと。スリーピースのボーカルなんて、多少音に埋もれるくらいで丁度いい、なんて思っていた僕としては、これだけはっきりとボーカルが聴こえてしまうと、ミョーに目立ってしまうので(笑)、なんか恥ずかしい(爆)

でも、そのボーカルがはっきりと聴こえる音源を聞いていて、自分のボーカルに関して感じたことがある。それは...

そんなにひどくないじゃん

ああ、これでまたミョーな自信をつけてしまうのだ。そして、己を見失って暴走するのである。慢心は怖い(爆)

誰か、止めて下さい(爆爆)

と、そんな大太犬、今月22日にライブやります。場所はお馴染み、京都は北山のBBA。18時半開場19時開演予定です。チャージは2000円(2ドリンク付き)。

皆様のお越しをお待ちしております m(_ _)m

コメント (6)
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キング・カズは健在なり

2009年03月01日 23時15分31秒 | スポーツ

3月である。もうすぐJリーグも開幕する。今年は、2010年南アフリカワールドカップアジア最終予選もあるし、サッカーで盛り上がる年になる事を期待したい。

Jリーグといえば、先日、横浜FCのカズこと三浦和良が42歳の誕生日を迎えたそうな。Jリーグ史上最高齢らしい。今まで、Jリーグには42歳の現役選手はいなかった、という事だ。凄いなぁ、カズ。

このカズという選手、これまで華々しいサッカー人生を送ってきたようでもあり、そうでもないようであり、という感じ。ご存知の通り、高校を中退して単身ブラジルに渡り、トップチームと契約して注目され、日本に凱旋してからは、Jリーグの顔として、日本代表のエースとして、日本サッカーを支え、また日本人初のセリエAプレイヤーとしてイタリアに渡り、日本人選手の海外進出の先鞭をつけ、その後も日本のみならず、クロアチア、オーストラリアと海外でもサッカーを続け、42歳になる今なお現役である。

しかし、その反面、数々の不幸にも見舞われる。心技体ともに絶頂にあった1993年、いわゆる「ドーハの悲劇」で、目前にしていたワールトカップ初出場の夢を断たれ、翌年移籍したセリエAでは、順調に仕上がっていたものの、開幕戦でケガをして、満足な働きが出来なかった。1998年には、フランスワールトカップの直前に代表からはずされる。その後ヴェルディを離れ、サンガ、ヴィッセル、横浜FCとチームを転々とした。決して、順調なサッカー人生だった訳でもない。

テレビのインタビューなど見てると、カズという人、本当に真面目で心底サッカーが好きなのだ、というのが分かる。精神的にも強靭なものがあるのだろう。浮き沈みはあったものの、その結果を全て受け入れ、他人を恨んだり、責任を押し付けたりする事もない。自分はただサッカーがしたいだけ、という、正に「サッカー馬鹿」なのである。身体が動く限り、どんな条件であれ契約してくれるチームがある限り、サッカーを続けたい、という言葉には、様々な試練を経てきた彼ならではの重みがある。あっさりと引退した中田英寿は、カズの爪の垢でも煎じて飲むべきだ。

そういうカズこそ、日本サッカー界の至宝と呼ぶべきだろう。Jリーグも不景気の波には勝てず、昨シーズン終了後、多くのベテランや中堅選手が引退した。いや、引退に追い込まれた。そんな中で、まだ現役を張っているカズは凄いとしか言いようがない。もちろん、彼に昔日のプレーを要求するのは無理である。90分フル出場も難しい。横浜FCだって、客寄せパンダとしてカズと契約しているのだ、という声もある。そうかもしれない。しかし、「サッカー界の至宝」がチームにいることによって、他の選手に与える影響は計り知れないものがある。客寄せパンダと言うが、カズ見たさに来る客がいる、という事自体価値がある事だ。カズがいることで、プレーだけでなく、有形無形の波及効果が周囲にもたらされる。これこそプロってものではないのか。戦力としてだけではなく、選手として何かしらの価値が自分にあるのなら、どこのチームでも行く。この姿勢は素晴らしい。

確かに、「至宝」が一選手としているのだから、監督もやりにくいだろう。しかし、カズは若い頃ならいざ知らず、今では監督を批判したりする事はない。スタメンで使って貰えなくても、出番がなくても、決して文句は言わない。「実力がない者を監督が使うはずありませんよ」と言ってるのも聞いた。彼は、使って貰えないなら、使って貰えるようにトレーニングを積み、技に磨きをかける。本当に頭が下がる。

個人的には、昔はカズの事は好きではなかった。第一に読売の選手であったのが気に入らない(爆)。スターであり代表のエースではあったけど、なんとなくチャラチャラしてるようなイメージがあった。今のように、求道者のような雰囲気はなかった。お調子者って感じかな。でも、「ドーハの悲劇」のあと、あれこれ言い訳しない姿は立派だった。ラモスとは偉い違いだ(笑)。セリエAに移籍した時、現地の記者会見で、イタリアは日本から連れてくるスポンサーに期待してる、という批判があった中、「セリエAでプレーする事は、全世界のサッカー選手の憧れです」とイタリア語で挨拶したのにも感動した。フランスワールドカップの直前で代表からはずされた時も、岡田監督に関して批判めいたことは一切言わなかった。そう、カズはほんとに“男らしい”ヤツなのだ。「キング」と呼ぶのにふさわしい。

今年も、そんなカズに注目していこうと思う。自分で納得するまで、現役を続けて欲しい。

コメント (2)
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