with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

サークルゴーストで遊ぼう...

2019年12月01日 | 02. カメラライフ

きょうの休みは随分と朝寝をしてしまった。遅く起きた朝は朝食・昼食は抜き、日頃の不摂生を調節してます(笑)。

もうきょうから12月、いつもなかなかできない自分の部屋の大掃除も今年は早い時期から不用品を整理しはじめたので随分と片付いてきた...とても気持ち良い^^。先日整理しながら作ったオールドレンズストッカーの戸棚もいまのところ40%前半で推移している、まあ冬に入り湿度も低いので当たり前といえば当たり前なのだがこのまま春まで様子見ができそうだ。

さてきょうの散歩は外がとても澄んだ空気で透明感のある光だったのでSuper-Takumar 55mm F1.8をα7IIIに付けて持ち出してみた。

マウントアダプターの内面反射を抑えるためアクリルガッシュを塗布したこととα7IIからα7IIIに進化したことによりこのレンズ特有の開放付近で出るサークルゴーストがとてもきれいに出るようになったのでこういう澄んだ空気の時は使いたくなってくるのですねえ。

畑の縁に咲く雑草の一種だが種をたくさんつけて目を引いた...とても冬らしい色合い。種のひとつひとつが良く解像しているので気持ち良い...のだが、帰ってからこのたくさんの種がCobbyの体にイヤと言うほど付いていてすべて取り除くのに風呂場で大格闘である(笑)。

さてサークルゴーストである。少ししおれていたが、適度な大きさで使えそうだったので薄いピンクのバラでテストだ。

α7IIの時は中心部が若干コントラストが弱く感じられたがα7IIIでは改善されている。加えて内面反射を抑えてからはこのようにフレアの少ないきれいな虹状のゴーストがしっかり出るようになった。

氷川神社のにゃんこも今日はたくさん会えたが、食事の真っ最中でじゃましないよう終わってのんびりしているにゃんこだけ挨拶だ。

ちょっとホワイトバランスがおかしい、アトムレンズなのでレンズが黄変しているためオートホワイトバランスにしているのだが微調整でマゼンタの調整を忘れたようだ。

師走に入り正月も近いせいか神社の本堂の扉が開けられていた、風通しのためだろうか...

椅子がセットされていたのでなにかのご祈祷があったのかもだ。これよく見ると正面上の照明が強いせいで撮影の際のレンズの角度もありうっすらと(奉納の垂れ幕あたりに)サークルが出ています。開放付近で強い光源に対しこのくらいの角度をつけて撮影すると必ずサークルが出るのでちょっと注意です。

そしていまとてもいい色になっているドウダンツツジ、これも場所が良かったのでサークル添付です(笑)。

太陽がみるみる沈んでいくのでサークルがギリギリのラインで出てくれました...まあ繊細な虹だこと(笑)。

その反対側で沈みゆく真っ赤な太陽の光で木の幹まで紅くなって見事な色彩です...

きょうは風も殆どなかったのでキラリ☆ふじみの池も水面が落ち着いて鏡のようになってます。

芙蓉の花も先日から引き続き種を放出中...

45cmまでは寄れますからアングルは比較的選びやすい、ただし背景のボケはこういう傾向だ...物によっては少しざわつくかも。

そんな芙蓉を撮っていたらキラリの屋上にアオサギが飛んできた...コサギはよく見かけるが、アオサギは珍しい。

とっさにAPS-Cモードでクロップして82.5mm相当で撮影、でもまだまだ小さい(笑)。

もうこの時間ISO100ではSSが1/20秒を切るようになってきたのでそろそろ帰路につきました。家に着く直前散歩中のご近所さんから「富士山に傘がかかってきれい」と教えてもらい、土手に上がってみるとニュースで見た方も多いかと思うがきれいに山頂上にポッカリと笠雲がのってました。

左側には傘をかぶった富士山の大きさまで同じな「クローン」まで出現してます(笑)、これは面白かった...ほかに雲らしい雲が全然無いですからね。

さて家に帰ってからは前述したようにCobbyの体についたたくさんの種を20~30分かけてじっくり取りました...もう大変(笑)。お腹の下部、後ろ足の股のところまで付いてましたから歩いていてチクチク痛かっただろうと思うと可愛そうなことをしました・・・反省。

 

 カメラ : Sony α7III

 レンズ : Pentax M42 Super-Takmar 55mm F1.8


やっとわかった花の名前...

2019年11月29日 | 02. カメラライフ

昨日の休みは部屋の整理の続きを実行です。

もう10年以上使ってないモノも出てきて捨てるか残すかの判断が大変でした、もういらないだろうと思われるものもたくさんの思い出が詰まっていてどうしても捨てられないってことありますよね。

先日クリップオンストロボのスタンドにした三脚はまあ正当な使い途と言えそうですが、今回のは私が学生時代からバンドや宅録(懐かしい言葉だ)で使ってきたマイクロフォンスタンドだ。せっかくだから物撮り機材の充実をさせるかということで...

とても安かったLEDのライトをスタンドの先につけて直接及び間接照明機材としてみました。LEDは18Wといってもけっこう明るく、リモコン付きなので手元でON・OFFだけでなく昼白光と電球光のチョイス、そして光量の調節もできるんです...被写体によって色そして光量が変えられて便利そうですよね。

試しに撮ってみたのが前日アップしたLed ZeppelinのCDの写真です(最終的にUPした画像はクリップオンストロボ使いましたが)、こちらがそのテスト...

天井に向けて光を拡散してますので影が目立ちにくいです、ちょっとした撮影ではすぐに使えるので便利そうです。

こうしたLEDとクリップオンストロボが常にスタンバイされていると物撮りもさっと用意してさっと撮れる環境ができてまさに「手間を惜しまぬ撮影」が簡単にできて願ったり叶ったりです。

と一応落ち着いたところでCobbyと午後の散歩に...きょうはとても寒くて加えて空を見るといつ雨が降ってもおかしくない様子だったので、X-T2かなと思ったんですがフルサイズの気分だったのでα7IIIに(Sonyお得意の防塵・防滴に配慮した)簡易防滴のFE 85mm F1.8をつけて出ました。

純正レンズをつけた時は動くCobbyでも瞳AFでバッチリの設定を「(ユーザー設定)U1」に仕掛けてありますのでこうして少し暗めの室内でも最低1/250秒のSSを稼げるようにしてあります、ISO2000ですがご覧のようにまだまだ余裕です^^。

この85mm F1.8は35mmと少し違って色味はスッキリと落ち着いた感じに出るし好みに調節可能な良好なコントラストというか線が細いと言っても良いのかもしれませんが...ここがこのレンズの好きなところです。

家の前にある公園の一番姿形のきれいなイロハモミジですが、曇で少しくすんだ色に見えていたんですがLightroomでヴィヴィッドで少し調整して明るさを取り戻しています。

この公園の奥に毎年Cobbyのモミジまみれになれる場所があるんですが、今年はそこの木のほとんどがこんな葉になってました。

葉の色はまだ緑のものからこうして濃い色になってしまったものまで色々なんですが、葉の端っこが白くなっているんですねえ...どうしたんでしょうか、このまま赤くなってもあまりきれいじゃないですね...残念です。

次はきょうの空に出た面白い雲...

巨大な生き物のように大きな口を開け西に向かって進んでいるようです、一瞬龍神様かと期待したんですが違いました...最近とんと出会えません^^。

そして秋らしく畑や田圃の端々にフサフサした穂をつけた荻がその穂を風にゆらゆらと...背景の秋らしい色合いの草もあり風情満点でした。

そしてそして終点近くで見られる例のきれいなピンクの花の名前が分かりました。

きょう見たときはもう茎まで紫色になってましたねえ、それもそのはずか?この花シソ科の植物で「コーラルニンフ」と言うそうです。

名前が分かるまで今回は時間がかかりましたねえ、ようやくスッキリしました(笑)。

でもこうしてみるとやはり85mm(中望遠)って良い切り取りができますよねえ。f/2.8くらいの1段ちょっと絞って上のように同じ向きに咲いている花をピントの中心に据えると写真の訴求力もグ~ンと上がりそう(笑)。

まあしかしこのレンズはいつも気持ち良く使えます、こんなに天気が悪くてもなんとかしてくれちゃうんですよね...頼りになるレンズです。

 

 カメラ : Sony α7III

 レンズ : FE 85mm F1.8

 (散歩前のCD)

 カメラ : Nikon D700

 レンズ : Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S


あのサザンカをしつこく撮る...

2019年11月21日 | 02. カメラライフ

少し前に職場の近くにきれいに咲きだしたサザンカをα7IIIにZeissつけて撮ってきましたが、なにせ蕾がまだまだたくさんあったのであの2~3日後2日にわたって再び撮ってきました。

今回はX-T2にまだ1本しかない純正35mmをつけて臨みました。FUJIFILMですからなんといってもフィルムシミュレーション、最近はBKT(ブラケティング)で撮ることが多くなりました。だいたいProvia・ASTIA・Chrome・Velviaから3つをレンズ・被写体に合わせ選んでいる感じです。

まあ今回のサザンカは見るからに緑とピンクなのでChrome(低彩度)の渋さはどうかなと...ほぼその他の3つでいく事が多かったですね。

これVelviaなんです、ピンクがしつこくなるかなと思っていたんですが意外と濃い緑とメリハリが効いて滲んだり飽和することなく印象的で良いですね。

花の数もかなり増えてきているんですが、花が落ちるツバキと違い花びらが散っていく感じなので足元にはたくさんの花びらでアングルの探し甲斐があります(笑)。ただし褪せたり茶色くなったものも残りますから前回同様にきれいな花だけを撮るのにも苦労します。

また前回と違い午後の太陽もしっかりと照らしてくれてますからとてもコントラストも強くなり、日陰のきれいな花にスポットを当てる難しさもまた逆に楽しいです。

そして何より驚いたのが壁を作っているこのサザンカの裏側です。道路側がとても日当たりが良いのでたくさんの花をつけているのですが、裏も負けていないですね...というか、散った花びらがまるで絨毯のようにきれいに敷き詰められているので道路側とは別世界です。

低い場所の「葉」でもとても雰囲気があります...

ただしこれだけびっしり花びらが下にありますから、いくら背景をぼかしても同じ色の花を前に置いてはまあ目立ちません(笑)。どうしたらこの花の美しさが伝えられるか四方八方から眺めて時間オーバーになりそうに...

なんとかここしかないというアングル見つけられこの日はお開きでした^^。

翌日はなんとか自然光で撮れるのでアングルは選び放題ですが、花は刻々と変化しているのですよね...一から花選びです。

またしても時間が...(笑)。

ラッキーなことに主役が二人、前後の関係で同じ場所にいらっしゃいました...

ちょうどこういう2枚の並びがあるとXF 35mm F2R WRの前後のボケ具合が見事に分かりますね(開放です)。

この日は裏で素敵な木の実を発見です。

「マンリョウ」でしょうか、図鑑などで見て葉の形・実の着き方からの推測なんですが...

たくさん実がついていてきれいに揃った形なんですよねえ、サザンカを抜けてくる僅かな木漏れ日があたり真珠のように美しく輝いていました。

この日が撮り納めのようです、来年こそはあの「どちらを見ても」状態の時にカメラを持っていきます^^。

<撮影機材>

 カメラ : FUJI X-T2

 レンズ : XF 35mm F2R WR


きょうはSuper-Takumar 28mm F3.5でいこう...

2019年11月19日 | 02. カメラライフ

最近ようやく3本ほど集まってきたSuper-Takumarの兄弟、55mm/35mm/28mmですがきょうはその中でも異色の28mm前期型をAPS-CのX-T2に付けて標準レンズ的(42mm)に使ってみようと思います。

3本のうちでは一番最近手に入れたレンズですが、他のSuper-Takumar群(49mm)と違いフィルター径が58mmもありますので重さも+50gで260gと結構ズッシリ感があります。レンズ内は比較的きれいな方だし絞り輪もピントリングも快適そのもの、外観は燻し銀の面持ちで特に気に入っています(笑)。

さてX-T2に付けて吐き出す画の方ですが、レンズの美味しいところだけ使いますのでフルサイズでの周辺の荒れや減光などとも無縁に近いですので「これがこのレンズの味です」とはいい難いところがなんとも歯がゆいです。ですがそこはX-T2ですから彩度・階調性のバリエーションを楽しんじゃいます^^。

いつもはProvia・ASTIA・CromeのBKT(ブラケティング)で撮りチョイスするのですが、今回は紅葉も視野に入れてますのでオールドレンズにマッチングの良いASTIAと強めの階調性と高い彩度のVelviaに加え試しにモノクロのAcrosの3つでブラケティングしてみました。

さすがに私の散歩ルートでは「これはAcrosじゃなければねえ」という被写体は今回ほとんどなし(笑)。ですがVelviaの出番がけっこうあったのはさすがに紅葉時期なんだなと思います。

まずは抜けるような青空(とはいえ飛行機雲があるくらいだからカラッとはしていない?)...基本X-T2ではjpegにてフィルムシミュレーションの味を楽しむべく色味は一切触ってないです。

こういうシチュエーションではあまりASTIAもVelviaも変わりません。

でも前回Ai Nikkor 35mm F2Sで逆光のテストをしたアングルではさすがにVelviaの緑が一番綺麗でしたねえ。

ゴーストは結構盛大に出ます...それも派手に変幻自在に出るのでコントロールは不可のようです(笑)。

そしてキラリ☆ふじみの円形音楽堂は空を写した池の表情がVelviaの方に深みがあり好感が持てましたね。

今回のX-T2に付けたオールドではかなりVelviaの色味の違いがハッキリ出ていたように感じますが、このへんのレンズによる違いはこれからどんどん詰めていきたいですね。

順光で色がハッキリ出やすい状況で紅葉などはつとに違いが出ました、これなんかは逆に赤が強すぎてASTIAを選んだ一枚です。

つい今しがた見た景色なのでASTIAの方がとても自然に感じました。でもどうでしょうたった3日ほど経過しただけですが、もう裸になりそうな木々が見られます...寂しい限りです^^;)。そこでこの界隈をひと回りしてきれいなものを探しました。

ありましたねえ、この木などはまだ黄色からのグラデーションが楽しめますし葉もとてもきれいです。これなどはVelviaのハードなTonality(階調性)と高いSaturation(彩度)というシミュレーションがとてもマッチしています。

逆光気味に光を透かした葉を撮っても同じでした...

どぎつくもなくとても自然に透けた葉の美しさを「誇張」ではなく適度に「強調」してくれます。これがフィルムシミュレーション<Velvia>の云う「普遍的な記憶色」なんですねえ。

今回の散歩でこのレンズが十分フィルムシミュレーションを楽しめるレンズであることが分かりました、これ収穫大きかったですね^^。

オールドレンズを使っているとこうしてまた違った紅葉写真の楽しみ方もできるので美味しいですね...まさにチープ・リッチな楽しみ方です。

<※撮影機材>

 カメラ : FUJI X-T2

 レンズ : Pentax Super-Takumar 28mm F3.5(前期型)


Ai Nikkor 35mm F2を撮る...

2019年11月18日 | 02. カメラライフ

つい最近手に入れたレンズ「Ai Nikkor 35mm F2S」、すでにD700にて2~3回使っているのですがなかなか良い感じでこれから期待できるレンズの予感です^^。

 35mmといえばこれもこの初秋に仕入れたSony純正の新型「FE 35mm F1.8」もなかなか応用の効く良いレンズでAi Nikkor 28mm F2.8Sを越えてしまうくらい旅行ではうってつけの一本になりそうです。

さて今回は上記のAi Nikkor 35mm F2Sを「My Lens」の一覧に入れるべく少ししっかりした画像を撮っておこうということで、その撮影のためのレンズはどれにしようかとなりました。いままではできが良かったのでほとんどD700にAi Micro-Nikkor 55mm F2.8Sを付けて撮っていたんです。たまにはと思いZeiss(planar T*1.4/50 ZF)でも撮ってみたんですよねえ(上の写真もそうです)。

いつもは被写界深度を深くしてf/11~16くらいにするんですが、せっかくZeissだったので少し絞りを開けて撮ってみました。

いい味出してますよねえ。インフォーカスからアウトフォーカスへの絶妙な推移加減、まさに臨場感を感じますし...まず『渋い』写りです。

とZeissの写りを見ていたら、じゃあ質感描写に勝るAi AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dはどうかと気になりだしてこのレンズでも撮影してみました。

Zeissでは端折ってしまった「グレーカード」でWBのプリセットを作ってから作業しています、そのせいもあり『黒』がとてもきれいです。

露出はマニュアルで少し暗めに撮りました。やはりAi AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dの質感描写は...この金属を撮らせるとまた特に良いですねえ。

今回はこちらのAi AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dの方でいきましょうかね...

また「My Lenses」に一本記事が増えることになります。作例が少ないですが、徐々に加筆修正しながら私なりのこのレンズの味をお伝えできれば嬉しいなと思います。

お楽しみに...。

 

 ※ カメラ : Nikon D700

   レンズ :

      planar T*1.4/50 ZF

      Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D