with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

ROKKORな日々?...

2019年05月18日 | 02. カメラライフ

 Carl Zeissのレンズが好きで(planar T* 1.4/50)​「Zeissな日々」なるタイトルのブログを書くことが多いですが、このところMinoltaのROKKORレンズを使うことが続き、まさにタイトルが入れ変わってしまいました(笑)。

DSCN2386_rokkors.jpg

 このレンズたちが最近集まってきた<BROTHER ROKKORS>です^^。左から...

  • AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4
  • AUTO ROKKOR-PF55mm F2
  • MC ROOKOR-PG 50mm F1.4


前に書いたように中央α7IIIに付いている「55mm F2」は絞り羽根(粘りによる)不良で開放でしか撮れません...がその画がとても気に入っているのでいまのところこの3本中では一番持ち出し意欲が強いです(笑)。

 そして新参者の「50mm F1.4」です、まずはこの一枚を見てください...

DSC03354_zassou.jpg

 開放ですが、こんな絵が最初から出て来ちゃうと嬉しくなりますよねえ^^。どうですか中央白い穂の描写、柔らかくかつ美しいベールに包まれたような...でもとても手触りの良さを感じさせる素敵な描写ですね。

 しかしちょっと絞る(f/4)と真逆のような描写が...びっくりするくらい「どぎつい」といってもいいくらいの色で貼り付けたような花が印象的な一枚です。

DSC03346_zeniaoi.jpg

 もっと絞って(f/8)遠景を撮ってみると...

DSC03345_daiouji.jpg

 α7IIIで撮っている割には手前の木々の精細感がないですが、まあ昔のカメラではこうして使っていたんですよね。特別嫌なところがなく至って気持ち良い写りだと思います・・・こういうのを見ていると「RIKENON」の解像感ってやはりすごいなあと思わせてくれます。

 そして「58mm F1.4」の開放で垣間見られたバブルボケがこのレンズではっきり出てきました(開放にて)...

DSC03339_green leaves.jpg

 ほとんどの玉ボケの淵に線が出てますね。使い方では面白い一枚が残せそうで楽しみです。

 そして開放ではあの絞ったときのようなどぎつい色も出てきません...

DSC03314_katabami.jpg

 色味はいたって普通のようでどうやら先ほどのゼニアオイはあの花独特の色味のせいのようですね。

 Cobbyの写真もほぼ普通かな、まだ開放近くでは撮ってませんが可もなく不可もなしという感じです。

DSC03322_cobby.jpg

 この日はけっこう暑かったのでCobbyを日陰で撮りました、なので上下の写真はCobbyを少し明るく調整してあります。

DSC03341_cobby.jpg

 まあ一日だけのテストなんですがまずは最初の一枚が大きな収穫ですね。あの開放の美しいベールがかかったような描写をどう活かすか・・・初っ端から面白くなってきました^^。

 しかし考えてみると不思議なものでオールドレンズを少しずつ集めだしてこうして写りを比べてみると、Super-TakmarやRIKENONそしてこの兄弟レンズのROKKOR 55mm F2などすこぶる気持ち良い写真で楽しいなと思えるレンズがほとんど3千~6千円台で手に入れたものばかりなんです。

 先日なにげにAi Nikkor 50mm F1.4Sの写真を見ていたら「さすがにNikkor」ですね、開放での周辺減光も少ないしけっこうシャープに写ります。でも先ほどのオールドレンズと比べるとこれといった個性が見られず出番が少なくなってます。値段も1万を超えてますからよく写って当たり前なのかもしれませんが、RIKENONの解像感を見ると半額以下のレンズとは思えないですよねえ(笑)。

 この辺がオールドレンズの面白さなんでしょうね、最近お気に入りのplanar T*1.4/50 ZFでさえ出番が減ってます。これでしばらくぶりに持ち出すとZeissの写りに感激するんでしょうねえ(笑)。

 まあ美味しいところを探る温故知新の旅のようで面白くもありますね、これはけっこう続きそうです^^。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : MINOLTA MC ROKKOR-PG 50mm F1.4



Rokkor 58mmの美味しいところは?...

2019年05月10日 | 02. カメラライフ

 きょうは午後のCobbyの散歩の流れでそのまま妻と(彼女の)勤め先で合流することになっている。​というわけで約束の時間から逆算して散歩の時間をいつものように歩けばということで1時間半としました...それに合わせた時刻に家を出発することに。

 せっかくなので「AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4」の美味しいところを探ろうとα7IIIに付けておきました。コースは自宅から市役所・ららぽーと富士見を目指すかたちで歩き出します。

 まずは氷川神社に向かいますが、ここで一つ発見がありました。こちらの狛犬は小さいながらも力強い印象で何度か写真を撮ったりしていたのですが、正面左の狛犬が見ている方向を確認すると岩山となる狛犬の足場のふもと付近に小さな狛犬(?)がいたんですねえ。

DSC03145_hikawa_komainu.jpg

 これって獅子は子を千尋の谷へ突き落とし這い上がってくる生命力の強い子のみを育てるという「獅子の子落とし」を表しているのでしょうかねえ。​今まで気が付かなかったのですが、そうだとするとこちらの獅子はメスになるのですかね。そして反対側がオスとなりますか?こんな太平記まで遡る話を作品として具現する狛犬の像がこうして見られるのは興味ありますね。

 さてレンズ58mmの美味しいろころですが、F2で素敵な印象を残した白いバラがまだたくさん咲いていたのでチャレンジしたのですが、けっこう渋い写りになってました。

DSC03166_white rose.jpg

 F2同様に落ち着いた色合い、そしてボケも徐々に消え入るようで良いんじゃないでしょうか^^。

 少し暗めだと色合いに差は見つけられない感じですが、決定的に違いが見られる描写がありました。それがこの花の緑の茎の描写ですね。

DSC03184_scorpion flower.jpgDSC03104_scorpion flower.jpg
​AUTO ROKKOR 58mm F1.4​AUTO ROKKOR 55mm F2

​ 絞りは55mmが開放しか使えないのに合わせてf/2.0で撮影してます。色味はそこそこ近いですが縮小画像で見ても精細感が違いますね、F2の方が解像感があります。

 氷川神社のにゃんこも同じにゃんこを撮ってみたんですが、気持ち良い色の出方の「55mm F2」に比べ猫の毛の色味が少し薄めでシャキッと感がないんですねえ。

DSC03156_temple cat.jpg

 少し逆光気味ということもあるのですが、​そのかわりに少しひんやりした乾いた空気感は出ているかなと思います(絞りは今回「55m F2」と比べるために撮ったものはすべてf/2.0で撮影しています)。

 まあ爽やかという感覚で良いなあと思ったものが他にもあって、Cobbyと一緒に妻と待ち合わせていた場所で撮ったものですが...

DSC03208_fence.jpg

 フェンスを伝うテイカカズラですが、こうして撮るといい感じにテイカカズラのボリューム感が出てますよね。写真から受けるイメージもなんとなく爽やかなものがあり好感が持てます・・・これって多分色の出方がコッテリではなく比較的あっさり方向のせいだと思いますね。あっさりというのも難しくて、ただ薄いだけでなくシアン・グリーン系の色の出方がきれいなんだと思います...そのへんを活かしたアングルを探していくのが吉のような気がします。

 ここ何日かこのレンズを「F2」との比較で使ってきたんですが、開放付近で安定して面白いのは曇りの日ないしは少し暗い場所でのカットでしょうか。太陽が燦々というシチュエーションだとあまり美味しい感じがしないですね・・・まだ断定はできませんが^^。

 それよりこのレンズを使えば使うほど「AUTO ROKKOR 55mm F2」の良いところが目立ってきて、更にF2が愛おしくなります(笑)。

 まあ「これだ!」という一枚が出るまで気長に付き合ってみましょうかねえ・・・。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : Minolta AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4



ふたつのROKKOR...

2019年05月06日 | 02. カメラライフ

 先日手に入れた2本の「ROKKOR」​、きょうはF2の方を持ち出してみました。

 2本ともしっかりした金属製でけっこうズッシリきます、さすがに見た目は経年変化でかなりへたってきてますが、まあ貫禄といったところでしょうか^^。

  • MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4
  • MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2


DSCN2360_rokkors.jpg

 上の写真α7IIIに付けた方の58mmは「緑のレンズ」と呼ばれたミノルタらしくその面影が残っています。

DSC_3824_rokkor 58mm f1.4.jpg

 こちらはレンズ内もとてもきれいなものが手に入りました、まあ肝心なのは写りなんですが・・・。

 この日はMINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2の方を持ち出しましたが、先日F1.4の方もテストをしていますので、双方の特徴的な作例を出して比べてみたいと思います。

 ただしF2の方は絞り羽根(粘り)不良のため撮りはじめの1枚だけF8で撮ってますが、一旦開放へセットするともう絞り羽根が戻りません。したがってほとんどの写真が開放での写真です。

 まずはあまり意味ないかもしれないが、絞ったときのもの...

 <F1.4>f/8にて

DSC02991_landscape_f8.jpg 

 <F2>同じくf/8にて

DSC03083_f8_landscape.jpg

 α7IIIのRAW設定(ピクチャコントロール)は「ニュートラル」にしてあります、どちらかというとおしなべて眠たい感じのRAW画像で出てくるのがF1.4の方かな、F2の方は比較的メリハリのある画が最初から出てきます。

 次に開放で...

 <F1.4>

DSC02967_tentoumushi.jpg

 <F2>

DSC03084_zassou.jpg

 F1.4には小さなバブルボケのようなものが見えてますのでつい期待してしまします(笑)。それなりに雰囲気はあるんですが、少し背景が煩雑かなと思います。それに比べてF2の方はポツンと生えたエノコログサなので比較しにくいのですが、前後のなだらかなボケ方にはつい期待感が高まります。

 撮影日が違うので比較も難しいのですが、同じヒゲナデシコを撮ったもので比べてみましょう。

 <F1.4>f/4にて

DSC02971_higenadeshiko.jpg

 <F2>開放にて

DSC03106_higenadeshiko.jpg

 場所が違い光の状態も違うのですが、F2の開放からしっかり解像している様はRAW画像を見たときから驚きでした。背景がちょっと汚いかなと思われるところと暗くなった花が潰れ気味なのも残念なところですが、圧倒的に好みはF2の方ですね。

 そしてCobbyの写真での比較、これ大事です(笑)。

 <1.4>開放

DSC02981_cobby.jpg

 RICOH XR RIKENON 50mm F2の開放で素敵な一枚を記録した同じ場所で同じ距離感で撮ったんですが、ファインダーが光で見にくく少しピンを外しています。挙げ句は1/5000のシャッタースピードを超えており電子シャッターに切り替え忘れ奥の木にボケ欠けが見られます。ちょっと背景がざわつきますね。

 <F2>開放

DSC03091_cobby.jpgDSC03131_cobby.jpg

 左)は先日素敵なカットを披露したFE 85mm F1.8と同じアングルですが、さすがに敵いません。でも柔らかく仕上げることができます。右)は氷川神社で、Cobby色の世界なんですが「良いと思います」。このF2開放はCobbyを撮りたくなりますね(笑)。

 F1.4も絞り込むとそれなりにスッキリCobbyを描写することはします...

DSC02985_cobby.jpg

 気持ち良い写真ではありますね、特に階段の手すりの金属の輝き具合など質感はバッチリです。でも仕上げに一手間必要になります・・・評価の難しいところです。

DSC02992_shida.jpg

 ここからは気がついたところをランダムに記述していきますが、このF1.4の上の写真(f/4にて)などはそれなりに精細感・臨場感はあるので良いかなと思いますが・・・惜しむらくは背景が開放同様にざわつき気味ですね。

 私はオールドレンズで好まれるグルグルボケなどあまり好きじゃないので評価は高くないです(笑)。逆にタムロン系の消えゆく・とろけていくボケ加減が好きな方ですね・・・まさにNikkor-O・C Auto 35mm F2のように。

 そうした意味では開放しか撮れなかったF2に良い写真がたくさんあります。ここからは気に入ったMINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2の作例をバンバン出します(1回だけのテスト撮ですが)。

DSC03085_ikegaki.jpg

 生け垣のあじさいのような小さな花ですが、これ最短撮影距離(45cm)で撮りました。F2ということもあり無理のない設計のせいか緩やかなボケがこちらのほうが自然で好感が持てます。

 ただし先ほどのように背景の距離と造作(線状or細かいもの)により少し汚くなる傾向もあるので要注意ですね。

DSC03100_tsutsuji.jpg

 一方ある程度距離があり大まかなものであればボケ方はとても良好でまさに消え入るような描写になります。

DSC03088_huji.jpg

 F1.4のバブルボケは興味深いですが、この素直な玉ボケもなかなかです。

DSC03111_white shiran.jpg 

 こちらのバラの柔らかさはまたひときわ気持ち良いです。

DSC03112_white rose.jpg

 開放ですから街スナップでは使いづらいですが、近距離であればシャープに切り取れます。

DSC03122_junction.jpg

 氷川神社のにゃんこもそれなりにイケそうです...

DSC03128_temple cat.jpg

 背景が少しグルっと来てますが、まあ許容範囲です(笑)。

 こうしてみてくると一日だけだというのにMINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2の開放写真の素晴らしさがとても引き立ちます、特に色味が良いですねえ。

 このレンズ、「分解・整備・清掃」決定ですね^^。必要最低限の整備ツールを調達することにしました。時間は掛かりそうですが、上手く整備できた暁には克明にリポートしてみたいと思います(笑)。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ :

   MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2

   MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4



どうやって分解しようか^^...

2019年05月03日 | 02. カメラライフ

​ 先日のブログでも書きました絞り輪不良の「MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」ですが、どうしたものですかねえ。

DSC02880_lens style.jpg

 レンズの分解にはけっこう道具が必要かと思いますが、そうした専門的なツールは全然持ってないですからねえ。なんとか前側からレンズを外しながら絞り羽根が出てきたら丁寧にベンジンで油膜を取り除いていく作業をしたいのですよね。ベンジン等を使って丁寧に油膜を落とすとなれば裏側からのレンズ群も外すことになりますし、そうなると大層な作業になりそうです。

 まずは情報収集ですかね。いまどきは本で一からというよりYouTubeで探したほうが実際の作業が事細かに見て取れそうですから、暇な時に探してみましょうか。

 試しにマウントアダプター付けて開放で何枚か撮ってみたんですが...

DSC02884_lens test.jpg

 確かに色味は良さそうですね。とりあえず開放でしか撮れそうにないですが、一回散歩に持ち出してみましょうかね。

 なんか自分の感覚的には分解・清掃のためにYouTubeでネタ探ししているついでに同じようなレンズを探してしまいそうで危ないです(笑)。

 まあそれほど高い品じゃあないのですが、やはり万が一にもジャンク品を嗅ぎ分ける努力はしないとですね^^。

(編集後記)

 いろいろネットで調べたところ必要となりそうな工具として...

  • 精密ドライバー(必要な数orセット)
  • レンズサッカー(レンズを安全に筐体へ出し入れするもの)
  • レンズ吸盤オープナーセット
  • カニ目レンチ

       ...と、あとベンジン等と最低以上のものがあればなんとか作業ができそうです。

 試しにAmazonで適度なものを探して計算してみるとざっと7,000円ほど。ん~、悩みどころですねえ。

 オールドレンズ1本買えてしまいます(笑)。たしかに一度揃えれば手持ちの現在異常なしのレンズたちもいずれきれいにしてあげることもできますから、早々無駄にはならないと分かっているんですが考えものですねえ。

 結果としては、今回分解はちょっと見送りその価格程度までの新たなレンズを探すことにしました。その結果見つけられたのは同じROKKORでも「MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4」です。整備済みレンズとして出ておりましたので話半分としても不良はなさそうです・・・でも着荷して直ぐに確認ですね(不良は直ぐに返品です)。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : FE 85mm F1.8 & MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2



難波田城公園にて...

2019年05月02日 | 02. カメラライフ

 きょうはGW連休中の​中で私の公休日、天気も良く午後はCobbyと難波田城公園まで足を伸ばしてみました。

 土手を歩いているとこの日もたくさんの蝶たちと出会います、ナミアゲハともいう最もポピュラーなアゲハとモンキチョウが多かったように思います。その中でたまにベニシジミなど見かけるとついシャッターを切りたくなります(笑)。

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 土手には私とCobbyだけだったのでちょっとα7IIIの動物瞳AFのテストをしてみたくなり、リードを外し「待て」を命じCobbyから15mほど離れてカメラを構えました。「よし」の掛け声で彼はスタートしますからシャッターを半押しでスタンバイです。これがまた素晴らしい出来でした、スタートした状況ですばやく目を捉え...そのまま維持してくれます。じっと我慢してスピードが一番乗ってきた2~3m手前くらいでシャッタを切る・・・ファインダーではCobbyの走りで上手く撮れているかは判断つかずでしたが...

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 逆光ですから現像でシャドー部を上げてますが、しっかり目にピントが行ってました・・・凄いですねえ。これならちょっと長めのレンズで彼の「飛行写真」も簡単に撮れてしまいそうです。なんかもうマシンガン連射のD700の出番が無くなりそうですねえ(笑)。

 「どう、撮れた?きょうはちょっと暑いんだからやめてよ」とでも言っているかのようにハアハアしながら私を見上げるCobbyです^^...

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 確かにシャツ一枚でも歩いていると汗をかくくらいの陽気でしたね。土手だと涼む日陰が少ないのが辛いところです、彼も休むところがありません。

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 終始この日は口を開けて体温調節をするCobbyでした。

 そうそう、このあと土手を歩いていたらまさに今アスファルトを突き破ったかのような雑草の姿を見ることができましたよ。力強いですねえ、逞しいほどの生命力を感じてしまいます。

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 その先の川べりにはこのタイミングでたくさんの菜の花が咲きそろっていましたねえ。なんだかこの近辺ではどんどん桜と時期がズレてきているような気がします。

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 たしかにカワヅザクラで有名な東伊豆の河津では早咲きの桜だから当然のごとく桜が散りだしても菜の花畑が満開ということがありますが、同じ埼玉の幸手市の権現堂堤みたいに桜と菜の花のきれいなコラボが見られないものでしょうかねえ。10年ほど遡ればここでもそんな時期もあったように記憶しているんですが・・・。

 さてこの日の散歩道ではいつもの農家の花壇できれいな赤い花を見ることができましたが、名前がわかりません。とても鮮やかな色味でしたねえ。

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 難波田城公園に着くとさすがにGWですね、たくさんの家族連れが古民家の庭で昔ながらの竹馬や羽つき、ベーゴマなどで遊んでいました。多くの方は古民家が開放されてますから涼しい家の中でおしゃべりしているパターンが多かったですね(笑)。

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 ほんとこの古民家の中は風通しが良いせいか外が暑いくらいでも、こちらはかなり涼しいんですよねえ。赤ちゃんなどは特にこちらの方が快適です^^。家の中に可愛い声がたくさん響いてました。

 こちらの公園内はいまはたくさんのツツジに囲まれています。ちょうど見頃な感じですね、皆きれいに咲いてます。

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 逆光で花びらが透けている様は花びらの模様がはっきり見えてとてもきれいです...

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 お堀では桜の木の足元に小さな可愛い花が...見るとマツバウンランではないでしょうかねえ...風に揺れて爽やかさをアピールしていました。

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 池の鯉たちもきょうはとても元気、人がたくさん来ているので小橋を渡るたびに餌をもらえるかと近くまで寄ってきます。さすがに餌を与える人はいないですから、私がCobbyのおやつであるビスケットを小さく割って投げてみると...

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 まあ寄ってくること、このオレンジ色の鯉は相当でかいです(笑)。小さなビスケットが池の水と一緒にガバっと吸い込まれていきました^^。

 公園中央の小高い丘周辺は秋になるときれいに紅葉するイロハモミジがたくさんあります。この時期は緑の葉が青々としてまた春らしく​新鮮な感じで良いですね。​

DSC02939_sunshine.jpg 

 よく見るとイロハモミジの葉の隙間からたくさんのオレンジ色したプロペラみたいなものが見られます、調べるとこれイロハモミジの「種」なんだそうですね、面白いですねえ。

DSC02935_momiji.jpg 

 お堀端の生け垣から顔を出していたこの小さな紅葉の葉もあのプロペラのような種が落ちて生えてきたんでしょうかねえ...

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 そう考えると実に理にかなった形をしていますよね、風に乗って遠くまで運ばれていくんですね。くるくる回りながら飛んでいる姿を見てみたいものです^^。

 いつもの縁台でCobbyのおやつ休憩をとってから帰りましたが、Cobbyも満足したようで帰りは私のあとを歩くことが多かったです(笑)。と、家の前に来たらお隣の玄関に素敵なバラのゲートができてました。

DSC02958_rose gete.jpg

 きれいですね、アーチ状のバラを形作るものはいつも目にしていたんですが、こんなにたくさん咲いているのはきょうまで気が付かなかったです...これがほんとの「灯台下暗し」ですね。

 まさに春爛漫の一日でした...。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : FE 85mm F1.8