最近は「Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S」ばかり使っており、気がつけば撮った写真の数が先に手に入れていた「Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S」を追い抜いてしまっていました^^;)。
105mmっていうのははじめとっつきにくい画角だったんですが、使っているとこれがとても「これだ!」というものの切り取りにちょうどいい画角なんですね。マイクロなので接写もいけるし、景色にしても犬や猫にしても良い距離感で切り取りが可能なのでとても気に入ってます。両レンズともハーフマクロですが普段のスナップ的な使い方では不便は感じません、本気のマクロ時はタムキューやAi AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dに変えればいいので・・・。
そんなこのところ出番が少なかったAi Micro-Nikkor 55mm F2.8Sですが、つい先日このレンズの先代というかルーツというのか「Micro-Nikkor-P Auto 55mm F3.5」をアダプター経由でα7IIに付けて撮った作例をしみじみ見る機会がありました。
シャープさでも負けていないかなあと見ていた中にピンクのバラを撮ったものが一枚あったのですが、これがとても目を引いたんですよねえ。ピントピークになる花びらの美しく優しい描写にはまさにはっとさせられました。そういえばこれに似たものを撮っていたなあと自分のAi Micro-Nikkor 55mm F2.8Sで撮ったものを見返していたら・・・D700で撮ったものがありましたねえ...
こちらは開放で撮ったもので少しアンダー気味ですが、あちらのバラは逆にハイキー気味な写真でしたが雰囲気はこれに似ておりました。α7IIでもこんな雰囲気で撮れるんだと5代くらい前のレンズだったのですがとても感心してしまいました。
やはり写真はレンズももちろん大事ですが、「光」そして湿った・乾燥した・澄んだ・濁ったなどその時の「空気」の使い方もとても大事なんではないでしょうかね。そんなテクニック的なことを考えてあのレンズより5代目ほど進化したAi Micro-Nikkor 55mm F2.8Sなら引けを取らない写真が撮れるはずだと久しぶりにα7IIに付けて散歩に出ました。
特に今日は盛りを迎え始めていた「ニラ」を中心に撮影してみました、結構近くにいろいろ咲いているので驚きましたね。
そんなに暑くなかったきょうの午後ですが、うちのCobbyは散歩前までエアコンの涼しい風が来るベストポジションで爆睡でした^^...
でも4時前くらいに「散歩いくよ!」の声で飛び起きて尻尾をビンビンに振って喜ぶCobbyでした。
これは家を出てすぐの富士見市の農業実験場みたいな畑の縁に咲いていたニラです。
いい塩梅に咲いてましたね、近くのおばさんたちが撮影中の私達を見て「ニラの花はきれいだからねえ」などという声が聞こえてましたよ。
そしてこちらはいつもの市役所コースのニラ...
これから咲こうとしているつぼみがわんさか、今度の日曜あたりが楽しみになってきますね。
キラリ☆ふじみのクールなガラス窓には暮れなずむ西の空がきれいに写っていました、空を見上げるとだいぶ秋を感じる空になってきましたねえ。
このキラリ☆ふじみの建物は最近来るたびにアングルを変え撮っています、なんとか素敵な構図を探したいんですよねえ。
帰り道でもニラです(笑)。
時間の経過で光も変わりますからね、ちょっと光が弱くなってきてますがおぼろげになってくる背景がまた花を際立たせてくれてますかね。
そして最後が「こんなところにも咲く?」という場所で...
かなり薄暗い中で撮ってますが、驚きですね。側溝とアスファルトの間から伸びてきてます。真っすぐぴーんと伸びたこのニラは生命力を感じさせる姿ですね、咲くまで追っかけたくなります(笑)。
さすがに息の長いレンズだけあり開放からキリッとした写りで使いやすいですね。
もっとたくさん撮っていかないとあの素敵な描写には至らないでしょうね、頑張らねば...。
※ カメラ: Sony α7II
レンズ: Nikon Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S