紙カード、eQSL、hQSL・・・貴局が発行されるQSLカードは『それを受け取った相手局がAWARD申請に使えるかどうか』を意識してほしいと思います。私は、JARLのWASA-HFというAWARDにチャレンジしていますが『ときどき、グリッドロケーターの記載がないJAの局がいる』のには『がっかり』しています。JAの局だと『PM95』や『PM74』が多いので、WASA-HF申請には使うことがありませんが『市郡区の記載がない』局も目立ちます。JCC、JCG、WAKU、AJA申請に使えないため、運用地の記載も不可欠なのをお願いしたいと感じました。
【写真:このカードはグリッドロケーターの記載もきちんとされています】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆QSLカード発行が『自己満足』になっていませんか?。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
WASA-HFは『28MHz以下の各バンド、もしくはいずれかを使用』して、
異なるスクエアのアマチュア局と交信(SWLは受信)して、
100局以上のアマチュア局からQSLカードを得ることで申請できます。
QSLカードには『グリッドロケーターの最初の4桁を表示』が必須です。
100局を超えると、台紙に貼る『ステッカー』を申請します。
発行元は異なりますが、DXCCのグリッドロケーター版といったところです。
海上を含めて32,400あるスクエアを集めるのは、
まあまあ『やりごたえ』を感じるAWARDです。
私は、FT8/FT4軸に『1,300』のスクエアをGet、間もなく1,400に到達です。
グリッドロケーターの場合、LoTWでも記載がありますから、
JARLのAWARD規約が『QSLの入手は問わない』と変更されたこともあり、
申請には使えます。
・LoTWの場合、都道府県までしか記載がありません。
・この場合、WAJAまでしか申請に使えない
・eQSLで市郡区まで記載があれば『JCC、JCG、WAKU、AJA』に申請可
私が感じる『QSL問題』は『遅延』より『不記載』です。
とかく『デザインがどうした』『hQSLの設定がこうした』といった話題が多く、
さらに『どこそこで印刷したら安い』とか、
そういった話題が多いのですが『記載内容』に関しては、
『都市伝説かよ?』のような話題が多いと感じます。
AWARDをやっている側としては、
相手局がAWARD申請に使うという前提に立って、
QSLの記載内容を考えて頂き『記載に不備がないようにお願いしたい』のです。
カードを発行する、しないは『その局の自由』です。
JARLが『執行部と現場が別物?』になっている現状をみれば、
連盟から離れていく局が多いのも納得できます。
かといって、交信相手が『どんな目標を持って運用しているか』は、
別の課題・問題です。
ぜひ、交信相手の『気持ち』を鑑みて、
何らかの交信証明を発行してほしいと考えます。
・QSLカードは『記念品』かも知れないが
・ひょっとしたら、AWARDに申請されるかも知れない
こんな視点で運用して頂くと、ありがたいです。
アマチュア無線が長続きする局は『何らかの目標を持っている』のです。
これって、アマチュア無線に限らず『人生』にも言えると思います。
目標を持って行動している人と無目標の人では、
行動が違っています。
ゾンビのようなハムライフでは、長続きする理由が見つかりません(笑)。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※X(旧Twitter)等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2024 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※下記の広告は本記事とは無関係です。