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USBシリアルチップのパフォーマンス比較をやってみた結果

2021年08月12日 16時13分37秒 | 電子工作
ちょっと気になってUSBシリアルのチップによるパフォーマンス比較をやってみました。
今買えるUSBシリアル変換を比較します。



左から 
FTDIのUSBシリアルケーブル FT232R(秋月)
FT232RQ (秋月)
FT231XS  (スイッチサイエンス)
CP2102N  (スイッチサイエンス)
CH340G  (スイッチサイエンス)

速度比較はここのファームウェアの書き込み、ベリファイ時間で行いました。

左の3つはいずれもFTDI社と言うことでFT232でまとめます。
要した時間は
FT232     46.8秒
CP2102   27.2秒
CH340    25.4秒

これを見ればFT232激遅じゃないですか。
でもこれ、ドライバの詳細設定に待ち時間という項目があり、
デフォルトでは16msになっています。
これを1msに変えてやると…


FT232     23.2秒
CP2102   27.2秒
CH340    25.4秒
となりFTDIの圧勝となりました。
とは言えその差は僅かに数秒、誤差の範囲とも言えます。

ポイントはFTDI社のUSBシリアル変換のドライバをデフォルトのまま使うのはすごく損してるってことです。


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