大相撲春場所9日目。
日馬富士が豊ノ島に金星配給。三敗目。
琴奨菊は豪栄道に破れ三敗目。
これで三大関が三敗。みんなで白鵬を倒せば星勘定では並ぶが?
そうは行くまい。
期待しているのは新関脇の照ノ富士。
8日目、先に取った兄弟子安美錦に先に負けたから自分も負けたと。
9日目、今日俺が勝つからお前も勝てよといわれてその通りになった。
インタビューも似たような受け答えでなかなか。
土俵下での横綱級の構え。ふてぶてしさ。土俵でも物怖じしない取り口。
引き上げる花道で付け人とのやり取り時のあのなんとも言えない笑顔。
大関・横綱もそう遠くはないと思わせる。
白鵬との勝負で横綱に土をつけてもらいたい。
まだ立会いの鋭さが見られない。
本人もそのことはわかっているようで。
立会いの厳しさがつけば横綱も近い。
一つ目の目標、勝ち越したから次は二桁。最後は優勝。
このまま一差で行けばわからない。
それにしても日馬富士。
土俵際まで攻めておきながらまさかの黒星。
立会いから、「これは」と思ってみていた。
左手の張りがすべって豊ノ島がそこをかいぐぐると日馬富士が土俵の外へとび出た。
軽量だから一気に攻め立てるしか勝ち目がないのではあるが。
相手が背の低い豊ノ島だけに当たりを低くしてもなかなか自分の態勢になれない。
大きな相手ならサッと中に入りまわしを取ってと言うことになるが、うーん。
今場所も終わってみればと言うことになるか。