sirius

SiriusとAldebaranとPolaris

沖縄県知事選

2018-08-18 18:48:09 | 日記

翁長氏の急逝で知事選が前倒しになった。

自民党が推す候補者。

翁長知事は国と争ってばかりだった、と。

では、あなたが知事となったら国の言うとおり辺野古を無条件に受け入れるということだな?

あなたが市長を務めた宜野湾市にある普天間基地が無くなれば名護の住民がどんな被害にあってもいいと言うわけだ。

 

翁長氏は普天間に固定することを主張していた訳ではない。

沖縄の負担があまりにも重すぎる。

普天間返還は過去の内閣が米軍と約束している。

が、米軍はその代わりの基地を建設せよと恫喝したのだ。

だから、いつまでも普天間が危険なまま放置された。

 

翁長氏は保守の真ん中であった。

それがなぜ変わったかとマスコミに聞かれ「私は変わっていない。変わったのは国だ」と。

教科書から沖縄に関する重要な文言が削除された。

 

これではだまっていられないと立ち上がった。

自民党推薦候補に聞きたい。

あなたはこの翁長氏の言葉をどう受け止める?

翁長氏の立ち位置が変わったと見るか?

 

共産党を含めた「オール沖縄」が気にいらないだけだろう。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また来年

2018-08-18 18:46:07 | 日記

今日は姉の墓参り。

これで今年のお盆も終わりだ。

また来年と記したが高齢者同士で果たして・・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

73年

2018-08-15 11:31:31 | 日記

日本が無条件降伏して戦争が終わった。

終戦といって済むことでないだろう。

アメリカと戦って勝てるかどうか彼我の国力を比較するだけで判断できる。

しかも、ほとんどの、例えば石油製品や鉄鋼品などがアメリカからの輸入に頼っていた。

その相手と戦になった時どういう対応がされるか?

判らんとするならもはや国のリーダーとして失格であろう。

 

日本海軍の中では当初日米開戦は否定的であった。

それがいつの間にか開戦に向いてしまった。

 

日清・日露戦争において勝利した。

国の形を見れば日本をはるかに凌駕する領土だ。

その国と戦って勝った。

それで国民は連夜の提灯行列に沸き返ったと。

 

政府は、そんな国民の浮かれようを巧みに利用したのだろう。

事実、当時の新聞には日露戦争勝利の結果樺太の南半分しか取れなかったことに憤って見せる。

そのことも利用し国力が衰えた清国の北部を領有し満洲国という傀儡国家を建てた。

当時の国際連盟は日本に対し大陸から撤退するよう議決した。

反対は日本だけだ。

他にも国際連盟から非難されたことは多々ある。

日本の全権大使である松岡洋右は決然と国連脱退を言明し議場を後にした。

このことを書く新聞は拍手喝采で迎えた。

そして国民もよくやったと溜飲を下げた。

 

もはや、日米開戦だけが日本の選択肢となった。

 

その先に待っていたものは広島・長崎への原爆投下である。

そのことで戦いに終止符を打つことになる。

 

国破れて山河在りと言うが、焦土と化した中には何も残りはしなかった。

爆撃の犠牲となった屍が累々と折り重なっているだけの光景だ。

 

現代、平和を謳歌している風だが果たしてそうだろうか?

どこかからきな臭い匂いはしないだろうか?

軍靴の響きがかすかに聞こえないだろうか?

 

五感を研ぎ澄ませて周りをよく見てみようか・・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

船員の死

2018-08-14 20:53:33 | 日記

NHK特番。

戦時中民間船舶が徴用された。

戦地への兵員・武器・弾薬の輸送だ。

あるいは日本近海で米軍艦船の監視もさせられた。

 

最後には漁船員あるいは徴兵検査前の10代の今でいえば中高生までもが駆り出された。

当時の政府が決めた法律にも違反する行為が強引になされた。

 

そのころ、日本には制空権・制海権も失われていた。

そんな丸腰の中軍船ならいざ知らず民間の商船・旅客船、そして近海で漁業をするための木造船まで

駆り出しての戦争だ。

 

もはや、狂気の沙汰としか言いようがない。

このことに注目し長年にわたり生存者を訪ねまわり証言をテープに残していた。

もちろんNHKではないが。

 

多くの命が失われる中生き残ったことにさいなまれ続け家族にさえ一切話さなかったことを

ただ一度の取材に応じて話してくれた。

その後、二度としゃべらないと誓った。

 

戦争は絶対やってはいけない、と話す生存者、戦死した者の遺族。

ナレーションも戦争の悲惨さを言う。

 

この時期になると毎年似たような、あるいは新たな記録のもとに番組が作られ放映される。

 

問題はそのことと現在の政治とが切り離されていることだ。

民法のニュースはやたらCMがはさまるのでほとんど見ない。

いちおうNHKはそのあたりつながっているので大体見ているが「忖度」がある。

 

肝心のところがカットされる。

 

安倍内閣が強引に通した「安保法制」の中にも民間船舶の徴用がある。

ほかにも通信関係企業の社員や船員なども政府が必要と判断したときは駆り出される。

そういう仕組みになっている。

戦時中と何も変わらない。

 

国会でこのような危険な法案が審議されているときマスコミはどういう態度であったか。

後世の歴史的検証に耐えうる態度であったか。

違う、と思う。

 

過ちを繰り返さぬ、といえるか・・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花へんろ

2018-08-13 08:50:06 | 日記

安倍は山口で「改憲」を発言。

次の国会で自民党案を出すと。

 

石破は党議もかけていないうちにいうのはおかしいと。

そして、安倍が自衛隊の存在を明記するといったことに対し石破は災害等に必要な「事態法」が先だと。

いずれにしても「改憲」という意味では同じだ。

総裁に三度選ばれて、いや、第一次内閣を入れると四度目か。

で、悲願である憲法改正だ。

これが成れば東京オリンピックは世界に対し、この国が軍隊を持ちアメリカとともに世界中に、

まさに安倍が言う地球儀を俯瞰しどこへでも軍隊を出し、戦争を行う。

そう宣言する場になるのだろう。

歴史の歯車を巻き戻すのだ。

 

いま、花へんろを読んでいる。全三巻。

特に先の戦争を引き起こしたものを批判しているわけではない。

何が起こったのか、どういう方向に進んだのか。

そして、結果どうなったのか。

「昭和とはどんな眺めぞ・・・」といっている。

昭和は60年からある。

その三分の一でこの国の300万の命を散らし、国土を焦土と化した。

 

戦後生まれだから戦争の経験はない。

だが、いろんな書物に触れる中で戦争がどんなに悲惨であるか理解できたと思う。

 

今の若い人たちにこのような本を読むことでどんなことが起きていたか知ってほしい。

難しく書いた本でなくともこの本であれば平易に書いてある。

そう難しくないと思う。

軍隊とは、学校は何を教えたか。

姿勢に生きる国民は何を思って生きていたか。

特に女性。夫を、子供を戦地に送る。

戦時中に書かれたもののようにお国のために立派に戦って死ね、とは言わなかった。

たとえ手足がなくなっても生きて帰ることを願った。

 

最近の若者は保守的だと聞く。

政党支持で自民党支持が野党支持を圧倒しているという。

いろんな思想攻撃の中で次第にそういう方向に向かわせられているのだろ。

 

とにかく戦争を否定する。そこをスタートにして昭和史に向き合ってほしい。

学校では決して教わらない。

が、難しいものから平易なものまで、また、戦争を容認するもの、批判するもの。

探せばいくらでもある。

 

憲法改正が現実味を帯びている今、その狙いそして行き着く先を読んでほしい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする