2012.7.15(sun) 毎年恒例のチャリティコンサートが行われました。
高砂高校ジャズバンド部の部活動としての毎年の集大成になる行事だそうです。
以前はここでレギュラー引退し、香住には引退記念&引き継ぎで行くような雰囲気であったそうですが、その引き継ぎは私が来た頃は1ヶ月後のスチューデントジャズフェスティバル終了の夜に移っていたようですが、2006年9月に最初の岡山のルネスでのコンサートが始まり、翌年ころからは9月が引き継ぎの雰囲気が出きたようです。
各地で豪雨被害が出てるので梅雨空になるかもと心配もありましたが、雲が薄れ梅雨空を吹き飛ばしたかのような好天になりました。
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今回はレギュラーの矢野組がもちろんメインプレイヤーで、それはそれはもう期待通りの素晴らしい演奏を聞かせてくれたのですが、今回はジュニアバンドが1部で2曲と3部で1曲(ジュニアが3部で演奏したのは初めて聴きましたが)演奏しましたが、どれもなかなかの出来で、9月からのレギュラーバンドとしての活躍もまた期待したくなるようなパフォーマンスを見せてくれました。
歴代のTシャツ が飾られていました。メンバーの思いがこもったデザインはどれもユニークです。毎年ジュニア用にも作られているので、これ以外にも色違いなどがあるようです。
今年も音響は素晴らしいプロのサポートを受けていました。
メンバーの親達もTシャツを身につけて子供たちを応援してました。
矢野組の特徴であるきらびやかなハイトーン&迫力のTP隊とコンマスをはじめ聞かせどころで味わい深い演奏をするサックス隊、そして中間を地道に埋めるボーン隊、それに男子だけのリズム隊、それぞれに力をつけてきてた様で、今日の演奏は大きな破綻もなく、心地良いアンサンブルに浸ることが出来ました。
第1部の演奏リスト
1. Bill's Thrills by Lars Halle
MC
2. It's Oh So Nice
MC
3. Blues with a view by Jon Phelps (Jr band)
4. Six By Six by Doug Beach (Jr band)
5. MC and Thema of Lupin 3rd and Short Conte
6. Somebody Loves Me by George Gershwin
MC
7. In The Mood
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矢野組ホーンセクション
ジュニアバンド(吉川組)ホーンセクション
ジュニアリズム
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第2部はゲスト演奏で宗清洋カルテットが演奏してくれました。
tb 宗清洋、pf 石田ヒロキ、B 村松泰治、Ds 中島俊夫
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第3部の演奏リスト
1. メンバー紹介とCelebration
MC
2. Freckle Face
MC
3. Falling Water Flugel Horn: Maria Yano
MC
4. Splanky 宗清洋カルテットメンバー参加
MC
5. Give up the funk (Jr band)
MC
6. Too Much Of A Good Thing
MC
7. Love For Sale
Encore
1. When The Saints Go Marchin' In
MC
2. April In Paris
第3部スタートのCelebration
メンバーのTシャツはピンクに変わりました。この色が夏の勝負服になるのでしょう。(笑)
もうこの曲にメロメロFreckle Face コンマスはフルート演奏
宗清カルテットと共演のSplankyのテナーソロはなんとテナー初めて1年未満なのに味わい深いソロでした
ボーン隊のソリ
部活の不安や焦りを感じながらの活動だったと振り返りながら、思わず涙、毎年組長の挨拶には厳しい努力を重ねてきた日々の積み重ねの一端が知れて、思わず貰い泣きしそうに
第3部のラスト曲 LOVE FOR SALE もバッチり決まって予定曲終了
大きな拍手が止まない中、カーテンが閉まりましたが、そのカーテンの前に登場した
アンコール演奏の最初は組長の朗々とした厳かなTpソロにリードされての「聖者の行進」
この曲は、聴き応え十二分。複雑に絡み合う旋律、陽気なリズム、とても楽しいアレンジを見事に演奏してくれました。この演奏聴くだけでも今日一日をかけてもいいと思えるくらい、感動しました。
最後の演奏:アンコール演奏2曲目はなんとあの名曲「April In Paris」
有名な掛け声で繰り返しをやってくれるのですが、One More Time1回だけで終わってしまいました。おかげで2回目のコールをしようと深呼吸したところで、エンディングになってしまい、オットットとコールをあわてて飲み込んだファンの方がいるようです。(笑)これはツノケンさんのアレンジなんですね。
演奏の出来はこの下の笑顔に全て表れていますね。細かい課題は沢山あると思いますが、大まかに言えば、お客さんも出演メンバーも大、大、大満足の演奏会だったと言えるでしょう。
最後まで見ていただきありがとうございます。
矢野組の引退まであと50日?位、もう1、2度しかライブを聴けないと思いますが
最高の感動を目指して、さらに向上して欲しいと願っています。
今回のパフォーマンスはこちらの映像でも楽しめます。
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アップしていただいた音源は、今、通勤時のBGMとなっていますww
MCもアップしていただいているおかげで、続けて聞けばまさに会場にいるような気分になれます。
本当に感謝です。
アンコールの「聖者の行進」は本当に素晴らしいですね。
初めて聴いたときは、最初のソロで涙でそうになりました。
そして、「April In Paris」。
真っ先に思い出したのが、ベイシー翁亡き後、サド・ジョーンズをリーダーにカウント・ベイシー・オーケストラが来日した時の演奏です。
これまた、生では聴いていませんが、当時テレビでの放送があって、やっぱりアンコールでこの曲が演奏されたんです。
その時の、会場とステージとが一体になった、そしてとてもあたたかい雰囲気を思い出しました。
本当に素晴らしいコンサートだったんですね。
改めて、BFJOの、そして矢野組のファンで良かったと思っています。
しばらくは、toshiさんの他にも動画をアップしてくれている方もいらっしゃるので、それ含めて楽しませて頂きます。
たくさんの写真と音源、本当に有難うございます。
早速のコメントありがとうございました。
「聖者の行進」はツノケンさんのアレンジだそうで、出だしの組長のソロも素晴らしいですし、後半の各パートの絡み合うアンサンブルをしっかりと絶妙のバランスで演奏してるのを聴くと何とも言えぬいい気分になりますね。
1曲1曲に膨大な感想を書きたいところですが、なかなか時間が取れなくて困っています。
しばらくはこのチャリコンの余韻に浸りたいですね。