工房が入っている建物のオーナーである炭焼三太郎こと尾崎正道さん(右)が、かつて八王子市役所で敏腕
をふるった西澤幹夫さんと共に来房されました。西澤さんは、できたての一節切(煤竹黄鐘)が、たいへん
お気に召されて、即決でご購入いただきました。
煤竹とは、茅葺き屋根の梁組に使われていた竹で、囲炉裏の煙で燻されて、表面はもちろん、繊維にまで煤
が浸透したもの。縄目が絶妙な紋様を描く。ここに紹介したものは、約100年の歳月をかけて燻された逸品。
こちらの一節切は、煤竹双調切で最高級品。猛虎と名づけて2012年6月の京都での展示会に出展。
長谷川正志さんに見染められて、新潟に旅立ちました。
http://hw001.spaaqs.ne.jp/dan-art/index.html
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