新古今和歌集の部屋

人麿集1 西本願寺本三十六家集 蔵書

      ひさかたのあめには
 
みしま江     きぬをあや   
   の        しくも
 たまえの
   あしをしめし      わがころもで
       よりを         の
        のがとぞ    ひる時
わが         おもふ     なく
  こゝろ                 に
   ゆたの       いまだからね
     たゆたに         ば
よりや    うきぬなは
  し
   なま     へにもおき
      し       にも
 
 
 
拾遺集巻第八 雑歌上
 題知らず     人麿
久方のあめにはきぬをあやしくも我が衣手の干る時なく
万葉集巻第七
久堅之 雨尓波不著乎 恠毛 吾袖者 干時無香
 
拾遺集巻第十九 雑恋
 題知らず     人麿
三島江の玉江の葦をしめしより己がとぞ思ふいまだ苅らねば
 
古今和歌六帖
我が心ゆたの揺蕩に浮きぬ名はへにも沖にも寄らむかたなし
異本柿本集
〜うきぬればよらむかたなし、〜なりにけるかな
 
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