新古今和歌集仮名序 の跡をたづね敷嶋のみちを もてあそびつゝ此集をえら びてながき世につたへむと なり。かの万葉集は歌のみな もとなり。ときうつりことへだゝ りていまの人しることかたし。 延㐂の聖の御代には四人に 勅して古今集をえらばしめ 天暦の賢き御門は五人に おほせて後撰集をあつめ しめたまへり。そのゝち拾遺後 拾遺金葉詞花千載等の集 仮名序訳