従二位家隆 梅がゝ こたへぬ に むかしを 影 とへ ぞ ば 袖に 春 う の月 つれ る 新古今和歌集巻第一 春歌上 百首歌奉りし時 藤原家隆朝臣 梅が香にむかしをとへば春の月こたへぬかげぞ袖にうつれる 読み うめがかにむかしをとへばはるのつきこたえぬかげぞそでにうつれる 備考 正治二年後鳥羽院御初度百首歌 本歌:月やあらぬ春や昔の春ならぬ我が身一つはもとのみにして 平成31年3月4日 參弐/肆