新古今和歌集の部屋

春歌上 逢坂の雪


新古今和歌集 巻第一春歌上

 和歌所にて関路鶯といふことを  太上天皇

鶯の
 鳴け
   どもいまだ
  降る雪に
      杉
  の葉しろき
    あふさか
       の関


読み:うぐいすのなけどもいまだふるゆきにすぎのはしろきあふさかのせき
意味:鶯が鳴いて、もう春だと言うのに未だ雪が降って白くなっている。白と緑と鶯色が似合うこの逢坂では。
備考:元久二年三月日吉社歌合

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