新古今和歌集の部屋

前田家本 方丈記 日野の庵7 又麓には一つの柴の庵有り。

なり。又ふもとにはひとつのしは

のいおりあり。すなはちこのやま

もりかおるところなり。かしこに

こわらはあり。とき/\きたりて

あひとふらふ。もしつれゝなる時

はこれをともとして遊行すれ

は十さい。これは六十。そのよはひこ

とのほかなれとこゝろをなくさむ

る事これおなしあるひは


なり。

又麓には一つの柴の庵有り。

即ちこの山守が居る所也。

かしこに小童有り。

時々来たりて、相訪ふ。

もし徒然なる時は、これを友として遊行すれば、十歳、これは六十、その齢殊の外なれど、心を慰むる事、これ同じ。

或は


(参考)大福光寺本

ナリ

フモトニ一ノシハノイホリアリ。

スナハチコノ山モリカヲル所也

カシコニコワラハアリ

トキトキキタリテアヒトフラフ

若ツレツレナル時ハコレヲトモトシテ遊行ス。

カレハ十歳コレハ六十。

ソノヨハヒコトノホカナレト心ヲナクサムルコトコレヲナシ。

或ハ

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