新古今和歌集の部屋

春歌下 吉野川の山吹

百首歌奉りし時

    藤原家隆朝臣

  吉野川

 岸の
  やまぶき

咲きにけり

  嶺のさく

   らは散りは

    てぬらむ

 

本歌:吉野川岸の山吹吹く風に底の影さへうつろひにけり(古今集春歌下 紀貫之)

吉野川うたたね橋

コメント一覧

jikan314
Re:昔この道を歩きました。
象の小川もだいぶ歩きやすくなっていましたが、途中の看板を見るまでは不安感一杯でした。
電話機圏外ですし、Googlemapも道が有りませんし、ここで遭難しても誰も気付かないかと。(笑)
義経がたどった道という事で、恐らく西行も歩いたであろうと。
拙句
いにしへの道をたどる
     花変わらず
sakura
昔この道を歩きました。
上千本から宮滝まで案内人について歩いたので、迷うことなく歩けましたが、
道しるべのない、道なき道という感じがしました。

もう行くことはないと思うと、よけいに懐かしい気がして拝見させていただきました。
jikan314
Re:こんにちは!
sakura様
コメントありがとうございます。
年々吉野の開花も早くなっているような気がします。
単一遺伝子のソメイヨシノと違って、本家のこちらは、実生のヤマザクラなので、散り残る花があって良かったです。
奥千本の西行庵から上千本を通って、象の小川を経て宮滝まで山道を参りました。その里に降りて行くまでに一人も人に会わなかったです。
昨年度訪れた時は、義経にそんなに関心は無かったですが、sakura様blogの影響で、花矢倉など義経がたどった道を満喫しました。足は痛くなりましたが。(笑)
拙句
吉野山山吹山道森の中
sakura
こんにちは!
自閑さま
さくらが終わり、山吹が吉野川を彩っているのですね。
季節のうつろいは早いものです。
この歌から初夏の香りがただよってきます。

ところで、吉野山の上千本から宮滝へ下られたのでしょうか。
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