新古今和歌集仮名序 はみな一人是をうけたまは れるゆへにきゝもらし見をよ ばざるところもあるべし。 よりて古今後撰のあとをあ らためず五人のともがらをさ だめてしるし奉らしむる也。 そのうへみづからさだめみづから みがけることはとをくもろ こしのふみの道をたづぬれば 濱千鳥あと有といへどもわが くにやまとことのはのはじま りて後くれ竹のよゝにかゝる 仮名序訳