新古今和歌集の部屋

新古今和歌集仮名序11 近衛豫楽院筆

新古今和歌集仮名序


 

ためしなんなかりける。此うち

みづからの哥をのせたること

ふるきたぐひあれど十首には

過ざるべし。しかるをいまかれ


 

これえらべる所三十首にあま

れり。是皆人のめだつべき色も

なく心とゞむべきふしもあり

がたきゆへにかへりていづれと


 

わきがたければもりのくち

ば数つもりみぎはのもくづが

きすてずなりぬることはみ

にふける思がふかくして後

 

仮名序訳

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