新古今和歌集の部屋

哀傷歌 紫式部 女房三十六人歌合 中御門宗条筆色紙コレクション




見し人の

  けぶりと成し
       夕より

 左 十一 紫式部

 など(ぞ)むつ
     まじき

      塩がまの浦



新古今和歌集 巻第八哀傷歌
世のはかなき事を歎く頃陸奧の國に名ある所々かきたる繪を見侍りて
         紫式部
見し人の煙になりしゆうべより名ぞむつまじき鹽竈のうら

読み:
みしひとのけぶりになりしゆふべよりなそむつましきしほがまのうら

女房三十六人歌合


中御門左大臣宗條
中御門(松木)宗条
公卿。宗保の男。初名宗良。一字名は尹・丹・京・春。従一位内大臣。号浩妙院。元禄13年(1700)歿、76才。
東山天皇の外祖父となって内大臣まで昇格。
中御門流は、室町以降松木姓を名乗る。
左大臣と記載が有るが不明。

平成29年9月17日 壱點壱/四枚

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