増鏡 第二 新島守 隠岐
四つにて位につき給ひて、十五年おはしましき。おり給ひて後、土佐の院十二年、佐渡の院十一年、なほあめの下は同じことなりしかば、すべて三十八年が程、この國のあるじとして萬機のまつりごと...
新古今和歌集 隠岐本識語 訳
新古今和歌集 隠岐本識語 現代語訳 今この新古今集は、先の元久の当時、和歌所の撰者に命...
新古今和歌集 隠岐本識語
新古今和謌集 隠岐本御識語 いまこの新古今【集】は、いにし元久のころほひ...
新古今和歌集 真名序 意訳
真名序意訳文 それ和歌は、様々な徳の祖、百福の根源である。日、月、星などの天ができて、...
新古今和歌集 真名序 読み下し文
真名序読み下し文 それ和歌は、群徳の祖、百福の宗なり。玄象天成り、五際六情の義未だ著...
新古今和歌集 真名序
新古今和謌集 眞名序 夫和哥者、群德之祖、百福之宗也。玄象天成、五際六情之義未著、素鵞...
新古今和歌集 仮名序 訳
仮名序 現代訳 大和の国の歌は、昔天地が開け始めて、人の営みがまだ始まっていない時に、...
新古今和歌集 仮名序
新古今和謌集 假名序 やまと哥は、むかし天地ひらけはじめて、人のしわざいまださだまざりし時、葦原中つ國の言の葉として、稲田姫、素鵞の里よりぞ傳はれりける。しかありしよりこのかた、そ...
増鏡 第二 新島守 上洛
建久の初めつかた都に上る。そのいきほひいかめしきこと、いへばさらなり。道すがらあそびも...
増鏡 第一 おどろのした 定家長歌
定家の中將をりふし御前にさぶらひければ、この返しせよとて、さし給はするに、いとゝく書き...