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さて、ようやく佐渡のお話が書き込めるようで!選挙が終わって、事務所の片付けもひと段落し、コロナも下火というわけで久々に佐渡を訪れた時のお話。
今回は、一番上の5歳の孫を連れて、佐渡に住む従妹に会いに行くというミッション。孫は初めて佐渡にわたる。お母さんより先に佐渡汽船デビュー!考えてみると、公共交通機関を使いのも初めてとなる。
子どもがいるということで、フェリーを選択しクルマで乗船。佐渡で娘一家を乗せながら機動力が発揮できるし、何より荷物をまとめるという作業も必要ない。ドンと積み込んでしまえばいい。
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さてフェリー、佐渡へは2時間半という長旅になる。クルマを船の口から乗せるのに興奮していたものの、わざわざ取った1等船室にじっとしていられる訳はない。
最初は、ゲームセンターやスナックコーナーのたこ焼きで気を紛らわしていたが、勝手に船内をうろつくようになる。5歳の冒険。まあ、デッキから海に落下しない限り、広いとはいえ迷子になってもそう心配はない。
往路は少し海上もうねりがあって、時折大きく揺れる中、よたよたと船内を歩き回る孫をこっそりと背後から見守るようにしていた。
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結局デッキに出ていくんですよね。外の方が気持ちいし、海の眺めを見ながら船旅を堪能できるから?他のお客様にも愛想をかけて、話などもしている。開放的になるのかな?
じゃないんですねー。カモメの餌(かっぱえびせん)が狙いなんです。デッキにいた他のお客さんの手からこぼれ落ちた餌を拾ってカモメに投げつける。一緒にいたお客さんも、カモメだけでなく孫にも餌を分けなくてはならないシチュエーションになる。
爺さんは、他のお客さんに謝ったり礼を言ったりしながら、かっぱえびせんを買ってやることに。一袋では足りないくらい?まあ、いい時間潰しにはなりましたがね。船酔いも全くなかった様子でホッとしています。
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