被爆七十七年目の広島平和記念式典が始まった。被爆者の
平均年齢は今年で八十四歳を越えた。被爆当時で言えば七歳
である。大人たちの多くは鬼籍に入ってしまっている。
松井広島市長は平和宣言で「戦争と平和」のトルストイの
「他人の不幸の上に成り立つ幸福はない」を引いてプーチンの
暴挙を非難し、岸田首相には核兵器禁止条約への参加を強く
要請した。
核兵器拡散防止条約会議(NPT)には参加しても、核兵器
禁止条約会議には詭弁を弄して参加しない日本の保守政権。
岸田首相が式典でどんな挨拶をしようが空虚な響きとなろう。
散歩から、日の出後の平和な風景