サッカー選手の長谷部誠さんの本に、好きな作品のひとつとして紹介されていた本。
☆解説で印象に残った文章たち☆
日本文学として有名な本。
一度は読んでおいた方がいいと思って読んでみた。
人間失格
太宰治
☆解説で印象に残った文章たち☆
(小説が難しく印象に残ったフレーズがなかった、小説の最後にある解説で理解した部分が多い)
・太宰治が死の直前に書き上げた、はじめて自分のためにだけ書いた作品。
・内面的真実の精神的自叙伝である。ここで太宰治はぎりぎりまで、自己の主観的真実を告白している。
・自閉的な孤独な疎外された現代人の普遍的な人間像を見事にとらえている。
・「恥の多い生涯を送って来ました」
・男は自分を偽り、人を欺き、取り返しようのない過ちを犯し、「失格」の判定を自らにくだす。
最近映画化され、先に読んでおいて良かったと思った。
小説だけでは難しくなかなか読み進められなかったから、漫画も読んでみた。
漫画はもともと好きじゃないから読むまでは抵抗があったけど、漫画のおかげでわかった部分があった。
近々映画も観に行って、さらに理解を深めてみようと思う。
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