1985年に発売されたオリジナル・アニメビデオ。
当時はOVAが1万も2万もした時代で、やっと安くなっても5000円は切らず、しかもVHSとβのビデオ規格競争に続いて、LDとVHDという円盤メディアの規格競争に突入し、「どちらを買えば次が出るの?」と不安な時代でした。何万もする機械、1枚1万円するメディアを購入しても来年には無くなってしまうかもしれない酷い時代で、結局、勝ち残ったLDもやがてDVDに駆逐され、それもBlu-rayに追われつつある「ソフトを粗末に扱う」時代となりました。
ともかく、新しい時代に乗り遅れまいと、にっかつが鳴り物入りで始めた企画です。当時のスポーツ新聞には「にっかつがオリジナル・アニメビデオの製作に」という記事が載り、それによれば全13本の企画であったようですが、結論としては売れなくて、2作目の「バビ・ストックII ザ・リベンジ・オブ アイズマン」で打ち切り。1作目と2作目では作画のレベルがランクAからDくらいに落ち、星々が平面世界で空中を魚が泳ぐような異色で独特の世界観がよくあるスペースオペラのかきわりになり、シナリオもボクシング+カーチェイスのアクション路線からインディ・ジョーンズ+イウォーク・アドベンチャーのパクリみたいな話になり、ある意味、シリーズものの凋落する様子を一望できるサンプル作品となっています。たった1年、たった2作でこの違いかよと。
そして、今でも不思議に思うのは「なんで、ノースリーブがダメ?」なのですが、あのやりとりの意味を誰か教えてください……。
【バビ・ストックI】【果てしなき標的】【にっかつビデオフィルムズ】【カナメプロダクション】【影山楙倫】【いのまたむつみ】【寺田憲史】【本田恭章】【スペース活劇ロマン】
当時はOVAが1万も2万もした時代で、やっと安くなっても5000円は切らず、しかもVHSとβのビデオ規格競争に続いて、LDとVHDという円盤メディアの規格競争に突入し、「どちらを買えば次が出るの?」と不安な時代でした。何万もする機械、1枚1万円するメディアを購入しても来年には無くなってしまうかもしれない酷い時代で、結局、勝ち残ったLDもやがてDVDに駆逐され、それもBlu-rayに追われつつある「ソフトを粗末に扱う」時代となりました。
ともかく、新しい時代に乗り遅れまいと、にっかつが鳴り物入りで始めた企画です。当時のスポーツ新聞には「にっかつがオリジナル・アニメビデオの製作に」という記事が載り、それによれば全13本の企画であったようですが、結論としては売れなくて、2作目の「バビ・ストックII ザ・リベンジ・オブ アイズマン」で打ち切り。1作目と2作目では作画のレベルがランクAからDくらいに落ち、星々が平面世界で空中を魚が泳ぐような異色で独特の世界観がよくあるスペースオペラのかきわりになり、シナリオもボクシング+カーチェイスのアクション路線からインディ・ジョーンズ+イウォーク・アドベンチャーのパクリみたいな話になり、ある意味、シリーズものの凋落する様子を一望できるサンプル作品となっています。たった1年、たった2作でこの違いかよと。
そして、今でも不思議に思うのは「なんで、ノースリーブがダメ?」なのですが、あのやりとりの意味を誰か教えてください……。
【バビ・ストックI】【果てしなき標的】【にっかつビデオフィルムズ】【カナメプロダクション】【影山楙倫】【いのまたむつみ】【寺田憲史】【本田恭章】【スペース活劇ロマン】
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