付け焼き刃の覚え書き

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「水戸黄門サウンドトラック2」 アスタエンタテインメント

2022-02-24 | 時代・歴史・武侠小説
 1枚目に未収録だった「お馴染みの」曲を求めてもう1枚。
 「助格大立ち回り」のバリエーションに、光圀公が印籠と共に名乗りを上げられる「光圀」あたりが聞き所です。そして、1枚目でディスク1まるまるテーマ曲に費やしてもまだ未収録だった主題歌「あゝ人生に涙あり」の東幹久/的場浩司バージョン。

 『水戸黄門』というのは40年続くだけあってマンネリながら物語の王道パターンです。ある意味、知勇にカリスマ、権力(付随する財力)とオールラウンダーな主人公。技の1号、力の2号な側近が2人。裏の諜報担当が1人。物語の導入を担当することも多いコメディ・リリーフの総計5人パーティーという構成。隙がありません。そして物語は、新しい街の訪問、土地の名物・名勝・産業を観光しているうちに土地の住人と知り合い、彼らが陥っている陰謀や事件に関わってしまい、途中で武力で介入してくる小者をあしらいながら情報の収集・分析をし、いちばん悪いヤツを見つけて殴り込み、武力で蹂躙しなおも悪あがきする敵を権力で押しつぶしてとどめを刺すというもの。今のライトノベルの大半もこのパターン。そりゃあ、テレビシリーズの映画版まで入れれば100年続いたコンテンツですよ。

【水戸黄門サウンドトラック2】【アスタエンタテインメント】【木下忠司】【東幹久】【的場浩司】
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