竜座の第三惑星の冬は厳しい。五千日も続くのだ。
そんな冬の到来を前に、他部族の食糧を求めて北方の蛮族ガールの略奪遠征が始まろうとしていた。それに立ち向かうべく、各部族間で同盟の動きが出てくるが問題は多い。なにより主導しているファーボーン族は地球からの移民の末裔であり、ファーボーンが共闘を持ちかけているトバールはガールと同じ原住種族ヒルフなのだ……。
ファーボーンの頭アガトとトバールの族長の娘ロルリーをメインキャラに据えた、異種族間の相克の物語。ル・グィンが好むモチーフの原点かな。
ゲド戦記で有名なル=グインの初期作品、長編2作目で『闇の左手』にもつながるハイニッシュ・サイクル、未来史ものの1つ。翻訳した出版社や時期により、ル=グウィンだったりル・グィンだったりしますが、サンリオSF文庫はル=グイン表記です。
SFなんだけれど語り口はファンタジーで、物理や科学より社会学とか人類学に寄っているタイプ。これが好みのタイプな人は、C・J・チェリイの『色褪せた太陽』三部作も合うかも。
【辺境の惑星】【ハイニッシュ・サイクル】【アーシュラ・K・ル=グイン】【竹宮恵子】【サンリオSF文庫】【叙事詩的ファンタジー】【ハイニッシュ・ユニバース・シリーズ】【エクーメン世界SF】【遺伝子工学】【剣と惑星】
そんな冬の到来を前に、他部族の食糧を求めて北方の蛮族ガールの略奪遠征が始まろうとしていた。それに立ち向かうべく、各部族間で同盟の動きが出てくるが問題は多い。なにより主導しているファーボーン族は地球からの移民の末裔であり、ファーボーンが共闘を持ちかけているトバールはガールと同じ原住種族ヒルフなのだ……。
ファーボーンの頭アガトとトバールの族長の娘ロルリーをメインキャラに据えた、異種族間の相克の物語。ル・グィンが好むモチーフの原点かな。
ゲド戦記で有名なル=グインの初期作品、長編2作目で『闇の左手』にもつながるハイニッシュ・サイクル、未来史ものの1つ。翻訳した出版社や時期により、ル=グウィンだったりル・グィンだったりしますが、サンリオSF文庫はル=グイン表記です。
SFなんだけれど語り口はファンタジーで、物理や科学より社会学とか人類学に寄っているタイプ。これが好みのタイプな人は、C・J・チェリイの『色褪せた太陽』三部作も合うかも。
【辺境の惑星】【ハイニッシュ・サイクル】【アーシュラ・K・ル=グイン】【竹宮恵子】【サンリオSF文庫】【叙事詩的ファンタジー】【ハイニッシュ・ユニバース・シリーズ】【エクーメン世界SF】【遺伝子工学】【剣と惑星】
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