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白内障手術で「よみがえる青空」体験記

2020年02月13日 | 社会

 

手術はあっという間の10分間

2020年2月13日

 ブログをパソコンで書き、一時間もすると目や頭が痛くなる。読書をしていても、すぐ目が疲れて集中できない。いくら眼鏡の度数調整しても、よく見えない。白内障のせいで、眼球の水晶体が濁っているためと言われ、思い切って手術をしました。 白内障手術の予備軍の人も多いだろうと思い、私の体験記を書きました。

 

 より悪い右目を先にやり、1週間後に左目を手術してもらいました。切開して濁った水晶体を取り除き、人工レンズに置き替える。手術そのものは、それぞれ10分足らずでした。眼科病院が宣伝文句する「青空が戻ってくる」というのは本当でした。よみがえったのは、ハワイが沖縄の青空です。

 

 日差しはまぶしいほどで、街から遠望できる富士山の冠雪は真っ白です。新聞紙は薄茶色に見えたのが白色です。家の壁紙も白く見えるようになりました。パソコン、スマホの画面は明かるすぎるので、明度を何段階か落としたほどです。

 

 知人の経験者の何人かは「目の手術は失敗が許されない。名医のいる病院がいい」といいます。別の知人は「名医が担当するのは、著名人、よほどのコネのある人だけ。有名病院にこだわる必要はない」と、言います。「それに何度も通院することになるから、近い病院がよい」とも。

 

 ネットで検索していましたら、自宅から20分の距離に、有名病院の副院長だった医師が独立して、開業していることが分かりました。医院に行ってみますと、50代前後の医師で好感が持て、看護士(男女各2人)もてきぱきと働いており、ここに決めました。

 

 手術時間は各10分足らずで終わっても、術前に問診、症状の程度、視力、眼圧、血液検査などで3回、術後も視力回復のチェックなどで3,4回は通院することになります。目薬(3種類)は何か月か、1日につき2,3回はさしますので、やはり通院に便利な医院がお勧めです。

 

 顕微鏡を使い、切開してごく小さな穴を開け、細いメスを使って白濁した水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入する。医療機器のレベルがあがり、経験を積んでいれば、失敗はまずないとか。近視ばかりか、乱視も調整できました。

 

 健康保険を使えば、負担率によっては5万円程度、ないしそれ以下でしょう。有名病院を紹介してもらったら、部屋代を稼ぐためででょうしょうか、宿泊を強く勧められたという話を聞いたことがあります。多焦点(遠中近)の眼内レンズを推奨している有名病院もあります。片目で数十万円で、保険がきかない。多焦点は高額だし、人によっては違和感がでるケースもあるようです。

 

 私がお世話なった医院は「単焦点レンズでいきましょう」と。「遠くを見たいのか、近くを見たいのかの希望をおっしゃって。スポーツなどの屋外活動を重視するなら遠く、室内活動を優先するなら近くを。近くが見えにくくなる人は、手元用の老眼鏡を作る必要があります」。

 

 手術後の視力が安定するのは、何週間か先と、言われました。安定してから手元用の老眼鏡を新調する。私はそれまで待てない。このブログは使い捨ての安価な老眼鏡を買って書いています。安物なので、長時間になると、目が疲れる。ですからこの辺で。

 

 

 

 

 

 


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