2日目。
この旅のメインイベント
「縄文杉登山」
約22キロ 10時間以上の道のり。
持病もちの私にとってはかなりの挑戦だったんです
これをクリアできたら
なんか丈夫になれそうな気がして
JINO氏の助けも借りること覚悟でトライしました
早朝4時。
登山口までバスで移動後、出発です
平日なのに結構人がいました
でも これはまだまだ少ない方だとか
600人並ぶ時期もあるそうですよ
6人1組にガイドさんがつくプランを予約していきました
いくぞーーーー
山慣れしていないので、靴とレインウエアはレンタル
格安でしたよ
しかも快適 快適
8.5キロのトロッコ道からスタートです
なぜ トロッコ道なのか?
これにも ちゃんとわけがありました
ガイドの横山さん
屋久島の歴史や 森の事・・・
博士のように教えてくれました
年間200日は登っているそうです
大正初期~昭和にかけて高度成長とともに
開発が進む日本。
木材の徴収の為 屋久島が標的になったそう。
そこで山を開拓して、杉を切りトロッコで運んだそうです
その時の記念碑が屋久スギに刻まれていました
森を守るのも人間。
そして 壊すのも人間。
奥深い話。
考えさせられる瞬間が多々ありました。
こだまたちもうなずいているよう・・・
長い道のいたるところに
わき水があって、なくなったら補充しながら
超軟水と言われるわき水は 本当においしいんです
普段なら 弱音吐いて へとへとになってる私が
ここまで 楽しく登れたのも森の自然のおかげでした
歩く脇には
こういう意味を持つ杉達がゴロゴロあるんです
倒れた古木が また声明を宿す
神秘ですよね
倒れてもまだ 生き生きしている木
だいぶ歩いたところで
念願の
ウィルソン株に出会えました
ウィルソン博士が発見して、論文を書いたことから
名前がついてるそう。
でも だから有名なわけじゃない。
戦国時代、豊臣秀吉がこの木を切らせたのです。
実子が亡くなったときに作った京都のお寺の為に・・・
(わずか1年で地震で崩壊)
その時代から、屋久スギの価値を知っていたんですね。
時を経て、姿を変えて私たちに何かを伝えてるような木でした
中に入ると ハート
なんだか 少し切ない感じですね
周りの杉に比べて この胴回り
おおむかしは こんなのがたくさんあったかと思うと不思議です
だから、こだまがいるっていうのも否定できない空間なんです
喉も満たしながら
お昼休憩
宿でおにぎり用意してくれました
抜群においしーーー
森派の横山さんはお湯を沸かして
味噌汁くれたり
お茶目な おじさんガイド
でも この方のおかげで楽しめたんです
「横山さんって お前の親父に似てるよな」
っと、JINO氏。
話すまあいや、オヤジギャグ。
「にてるーー!!そっくりだ!!」
っと、私。
憎めないドヤ顔の横山さんでした
ささやかな休憩後また後半戦です
どこまで続くんだ トロッコ道・・・
父親と登山してる錯覚になる ガイドさんでした(*^_^*)