いつものように、散歩に出掛けました。今回は氷川様に。そうしたら、東日本大震災復興祈願雅楽が今まさに執り行われようとしている最中に出くわしたのでした。氷川様の宮司って演奏できるんだ?そんなにテクニシャンなの?と驚きました。頻繁に何か行事をしている様には思えない氷川様ですが。いや、珍しい。そもそも、雅楽を生演奏で聴いたのも初めてでした。
午前中にはソニックシティ前の広場に行きました。そこでは3.11にまつわるイベントを開催していました。当然のごとく、被災地からの特産物が販売されていました。
被災された方々へ若輩者の私が何かを言える立場ではないのですが、それでもあえて今の流れに反することを書きます。そこで売っているその姿勢や販売価格を見ると、「我々はこのたびの災害を神聖視し過ぎているのでは?」と思います。「我々の感情に訴えて、非道な金儲けをしている奴らがいる。しかも目の前に。」と思うのです。考えすぎでしょうか?よくデパートで開催されている物産展はそれ専門の業者が全国を渡る歩いていると聞きます。本当に地元の業者なのか?本当に地元に貢献するための営業なのか?と思ってしまいます。
今日という日にこんな事を書くのは無礼な奴だと言われるのを覚悟の上で書きました。かつて、自動車ジャーナリストの徳大寺有恒氏が「これからの車は環境重視だといっているが、度を過ぎると環境ファシズムに走るのでは?そのお陰で、クルマ作りの思想が歪められてしまうのでは?」と懸念されていました。そう言ったものがある様な気がするのです。3.11にも。全てが誠意で行われているわけではないのだな、と思ってしまいます。
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