パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

紺野真弓 「曖昧の断片」 at MASATAKA CONTEMPORARY

2019年07月13日 | アート・文化
紺野真弓/平井豊果の二人展です。
リボンがまとわりついています。
無表情、冷酷な感じですが、可愛いので許す(何のことやら)。


そしてもう一人、平井豊果です。
現代アートと言うのは、見て楽しければそれでいいのよ。
深く考えなくてOK。
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水木しげる 魂の漫画展 at そごう美術館

2019年07月10日 | アニメ・コミック・ゲーム
「魂の」と付くぐらい、水木先生の人生観そのものを表現している展示会でした。

相当苦労されて、画家志望でありながら生活のために紙芝居の絵描きに。


メジャーデビューが1965年43歳。翌年には株式会社水木プロダクションを設立するまでの人気急上昇。


展示会で掲示されている先生のお言葉は、優しい語り口ながらもその意味の深さに圧倒されます。
  

背景画が異常なくらい写実的であるのは、想像の産物である妖怪にリアリティを持たせるため。

子供の時から絵が美味いだけではなく、オリジナル絵本も制作。ストーリーテラーとしての訓練はこの時から。

そして最後の作品は絵本(未完成)。子供のころから好きな虫を題材にしたものです。

絵を鑑賞すると言うよりは、絵を通して先生の人生観、人となりを感じるまさに「魂の漫画展」でした。
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メスキータ at 東京ステーションギャラリー

2019年07月06日 | アート・文化
楽しい展覧会でした。ボリューム感があります。
ポルトガル系ユダヤ人、オランダの版画家・画家です。装丁のデザイナーでもありました。

美術学校の教師もしています。生徒の中には、だまし絵で有名なM. C. エッシャーがいます。
エッシャーはメスキータから大きな影響を受けています。初期の絵によく表れています。
 

版画において、単純で幾何学的に再構成したデザイン、白黒のコントラストの強さがよく似ています。
浮世絵の影響も問われています。この時代の絵画はみなそうなんでしょうね。

版画のタイトルに「第〇エステート」とありますが、これは第〇刷りと言う意味です。

ドローイングの教師として採用されたので、ドローイング作品も展示しています。
「ドローイングは無意識の状態で描いた」と言ってますので、シュルレアリスムのオートマティスム(自動筆記)の先駆けとも言われているそうです。
「ファンタジー」と言う枕詞が付いているぐらいのユーモラスな造形です。
ドローイングと版画の出来のギャップが興味深いです。
ピカソの前哨?とも言えるかも。

当時としては、かなりイッてしまった絵なんでしょうね。
ユーモラスさも感じて、面白かったです。
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ピーター・ソール and エリック・パーカー at NANZUKA

2019年07月03日 | アート・文化
ポップ・アートの最初期から活動するアーティスト、ピーター・ソール(85歳)と、その弟子エリック・パーカー(51歳)による2人展です。
ポップなものならば、現代アートであろうともOKです。楽しい。

ピーター・ソールの絵を見た時「継続は力なり」と言う事を感じました。80歳を超えてアートシーンの最前線にいれると言うのは。そして、ヘタウマさがジジ臭さを感じさせないです。

エリック・パーカーのパステルカラー調の絵は田名綱敬一を思い出します。


この絵の中に小さいコラージュが沢山埋め込まれています。60~70年代の雑誌の切り抜きの様です。
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