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京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

暗記特訓の合間にお茶の話

中学3年生は、夏の大会を終えて受験に向けて頑張っているところです。
個別の授業と並行して自習時間に課題に取り組む中で、勉強のペースを
つかむのが夏休みの勉強の第一歩。まずは、毎日4時間半ほど勉強して
います。しばらくの間は、自習で取り組む課題はこちらで指示しますが、
二学期以降の毎日の自習は自分で学習内容を組み立てていきます。

さて、今日から土曜暗記特訓です。主にテスト形式で暗記事項の確認を
していきますが、まずは植松努さんのTEDの動画を見てから、この話を
振り返り勉強に置き換えて考え方や姿勢を一緒に確認しました。
Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo


そうやってモチベーションが上がったところで(笑)、社会の地理分野から
スタート。都道府県、県庁所在地、日本の地形などから始めましたが、
その合間にいつも話をするのがお茶のこと。
宇治茶が有名であることや京田辺市内に茶畑が点在することもあって、
京都は全国有数の生産量を誇ると思っている生徒が多いのですが、実は
全国5位で割合はたったの3%にすぎません。これをイメージで捉える
ために、静岡の牧之原台地の広大な茶畑の空撮映像を一緒に見ました。
これを見ると、この地域の茶畑とはケタ違いであることがよくわかり、
圧倒的な敗北感を感じることになりますね。


お茶の有名ブランドは「静岡茶」と「宇治茶」ですが、それぞれには
「静岡茶ブレンド」と「宇治茶ブレンド」があります。その表示基準は
最終加工地が静岡(または京都)で50%以上が静岡茶(宇治茶)を使用して
いるものという規定になっているため、日本各地のお茶が静岡や京都に
集結することになります。
その結果、京都は地理で問われる《生産量は全国5位》でありながら、
一般的なイメージの元である《出荷量は全国2位》になっています。

次回は地図記号のところまでいきそうなので、桑畑の話かな。
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