自燈明・法燈明の考察

戦後は終わっていないと思う

 シルバーウィークで明日から4連休です。緊急事態宣言もまもなく解除になると言っていますが、その一方で「ワクチン接種済証明書(ワクチンパスポート)」を持っている人を前提として、行動の規制緩和を行うと言っています。

 しかしこれはどうなんでしょうか?
 ワクチン接種の先進国であるイスラエルでは、ワクチン接種でも感染拡大が止まらず、現在4回目の接種を検討している状況です。この状況が解っている中、ワクチンパスポートで接種済や陰性確認された人の行動制限を緩和する事で、感染拡大を起こしてしまうと思うのですが、そこについては報道すら為されていません。

 これは秋口から冬にかけて「第六波」という事も、十分考えられるのではないでしょうか?

 さて今日の本題です。
 今の世の中、ワクチン接種により、社会の分断の溝が深まっている様に思えるのですが、皆さんはどの様に感じているでしょうか。
 私の家では朝食時に「羽鳥慎一モーニングショー」を見ていますが、本日そこで、ワクチン接種に反対する意見について取り上げていて、出演していた医師は「新興宗教」を信徒の様だと揶揄した発言をしていました。



森内浩幸長崎大学医師
「アンチワクチンの人ってのは一種の新興宗教の様な者ですので、理詰めで説明しようとしても逆効果。弾圧されるほど懸命に信仰を強める。そんなのは相手にせず……」

 確かにネットの意見の中にある、アンチワクチンの主張には、如何にもオカルト情報を混ぜこぜにしている情報もありますが、全員が全員、そんな事でアンチワクチンを言っているわけではありません。
 厚生労働省によれば、現在のところ1000人台の人が副反応により亡くなっている事が発表されていますが、これは公式発表であり、実際には1~2万人の人がワクチン接種でなくなっている事を私は想定しています。これは何時の時でもそうですが、公式発表というのは狭小化した数字が報告されるというのが常であると思いますし、現在のところ6800万人が接種を済ませている事を考えた時には、その程度の死亡者があってもオカシクないと考えています。

 また治験についてはしっかりとやっていると各種の報道で発表されていますが、そもそもmRNAワクチン自体、過去に危険性を指摘され、幾度か断念されている経緯もあります。それに対して抗がん剤ですでに実績があると言っていますが、抗がん剤は癌患者に対して行う治療法であり、一方のワクチンは健常者に対して接種するものなので、実績として同等と扱う事はおかしな話だと私は考えています。

 またYoutubeで非常に論理的にワクチンの問題点について発表していた動画がありましたが(こちらの動画は既にバンされていましたが)、そこの動画内では最近のイスラエルの感染拡大状況を踏まえ、mRNAワクチンの働きについて、医療従事者の立場から客観的な内容をもとに、問題点を指摘していました。

 そのような問題点が多くあるワクチンについて、私は未だ接種を受ける気持ちにはなれません。それだけの話なのです。

 そもそもワクチン接種を受ける、受けないは個人の自由であるはずです。しかし最近ではワクチン接種を受けない人は、社会のサービスを受ける事自体、制限されてもしかるべき存在であるという様な論調が随所にみられるようになってきました。

 これはおかしくないですか?

 思い返すと太平洋戦争時代、日本社会では多くの人を戦地に送り出し、そして多くが各地の戦場で不遇の死を遂げました。しかしそれを「お国の為」であり、日本男子として戦地で散る事は本望だという事で、国民の多くは喜び勇んで多くの人を戦地に送り出したのです。また「日本が負ける」という事を、当時、客観的な情報に基づき言おうものなら、「非国民」と罵られ、徹底して迫害をされたのは歴史を少し学べば判る事です。
 当時の日本は軍部政府が中心となり、国内の情報は大本営発表したものを、全マスコミはそのまま報道し、国民もその報道内容を鵜呑みにして「一億玉砕」を叫んでいたのです。

 しかし、いざ蓋を開けてみたらどうだったのか。それも皆さんはご存知な事です。

 いま新型コロナワクチン接種に対する動きはどうでしょうか?
 この太平洋戦争当時の状況と、何か似てはしませんか?

 何故、日本国内ではイスラエルでワクチン接種したにも関わらず、感染拡大がやまない事から4回目の接種を検討している事を、海外メディアの様に平場で報道しないのでしょうか。また以下の事。

「東京理科大学名誉教授 村上康文氏は、「同一の抗原で繰り返し免疫化を行った場合、5回目から死亡する例が激増。7~8回繰り返すと半分近くが死亡するという動物での研究結果もある」とも話す」

 こういった重要な情報を、日本国内のマスコミは何故報道しないのでしょうか?

 テレビを付けて各報道を見れば「ワクチンは安全安心」という事ばかり報道し、ワクチンのリスクの部分に関する情報は、ほとんど無いというのが現実です。これで人々は正しい判断が出来ると私は思えないのです。

 これらの事を鑑みるに、今の日本社会は、基本的に太平洋戦争時代の体質と何ら変わる事のない状況だと私は感じているのです。

 「太平洋戦争の軍部政府の亡霊」
 こんな事を私は子供から青年時代に良く耳にしました。そしてアメリカに負けた事で、日本は平和国家になったと言いますが、これらを見ていると、実は亡霊はしっかりと生きていて、この新型コロナ禍で息を吹き返したように思えてしまい、とても憂鬱な気分なのです。

 皆さんはどの様に思いますか?



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