今日は風が強いですが、いい天気なので散歩してます。しかし近所にある小川沿いの散歩道は結構人が出てますね。やはり人間というのは閉じ籠る事が苦手な種族なのかもしれません。
今朝がだこの記事を読みました。通常、ウイルス性の疾患の場合、抗体を獲得する事か一つの対応策で、その為にワクチンが出来れば、そういった伝染病を抑える事か出来るのでしょう。
でも今回の武漢肺炎(新コロナウイルス)では、その前提が成り立たないという事がWHOの出している警告なのかもしれません。その場合、ワクチンも有効な対策とはならず、結果、人類はいまある「風邪」と同じレベルで、この新コロナウイルスと、これからも付き合わなければならないと言う事になるのではありませんか?
この警告がそういう事であれば、いま世界中が行っている「都市のロックダウン」とか、日本国内で言っている「STAY HOME」という事も、一時的な対処にしかならず、人類は遠からずこと新コロナウイルスと、どの様に共存を図るのかを考える覚悟をしなければならない時か来るように思えるのですが、如何でしょうか。
ご存知の様に新コロナウイルスの感染症では、免疫力の低下している人は、重症化しやすく、しかも死亡率が高くなります。たたこれも確率論に過ぎす、若く年齢問わずに感染し、重症化するリスクは誰でもあり、絶対的な年齢による差別はありません。
また重症化も、まるで坂を転げ落ちるように突然重症化し、言葉は悪いのですが、あっけなく亡くなってしまうケースもあります。
また私が個人的に懸念しているのは、アフリカ諸国の多くにある様な貧困国への感染拡大です。そこでは医療機関は少なく、結果、感染したら爆発的な勢いで広がり、多数の人達が亡くなってしまうかもしれません。今の人類の人口動態は先進国では少子高齢化となっていますが、後進国では出生率は高い傾向にあります。要は貧困層ほど多産という形とも言えるのではないかと。そして今回の新コロナウイルスは、その様な国に対して甚大な被害を及ぼすと思うのです。
ある意味で「貧困層削減の為のウイルス」という様な見え方もしなくはありません。ごめんなさい、これはあくまでも私の私見です。
さて、世界的にこの新コロナウイルス感染拡大防止の為に、経済活動を下げても人の動きを抑制しているのですが、この様にウイルス抗体が獲得出来るのか不透明という状況となれば、当然、かなり長期に渡り人々の行動を抑え込み、ひたすら感染終息を待つしかないのですが、恐らくそればかりだと今の経済構造では、持ちこたえる事は不可能だと思います。この人が交じり合うという事の抑止行動を長期化した場合、おそらく再起不能となる業種も多く発生し、経済は崩壊してしまうのではありませんか?
そして過去の人類史では、経済が崩壊した場合には戦争が起きる事が多くありましたが、もしかしたらこの先、人類は自滅的な戦争へと駆り立てられてしまう可能性すら、ある様に思えてならないのです。
一部では消極的な感染により、人類に免疫を取得して乗り越えようという考え方もありましたが、どうもそれでは乗り越える事も難しそうです。また感染拡大を抑え込む為に、とにかく嵐の過ぎ去るのを待つという姿勢でも、やはりこの先、感染拡大を防ぐ事が出来ないとした場合、人類社会はどの様に対処したら良いのでしょうか。
実は今回のパンデミックとは、そういった切っ先を、人類に突き付けてきている様に思えてしまいます。