米艦隊、イージス艦事故「強い懸念」。 全艦対象1~2日運用停止
2017年08月22日 10:01 SPUTNIK
21日、シンガポールのチャンギ海軍基地に到着した、衝突事故で船体を大きく破損した米イージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」
米海軍制服組トップのリチャードソン作戦部長は21日、マラッカ海峡東方でイージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」がタンカーと衝突した
事故を受けて、指示した世界的な艦隊の運用停止期間は、1~2日間になると発表した。
リチャードソン氏は、6月17日に静岡県南伊豆町の石廊崎から約20キロの沖合で、別のイージス艦とコンテナ船が衝突した事故を
「酷似している」と語り、第7艦隊に所属するイージス艦衝突事故が3カ月間に2度起きたことについて「強い懸念」を表明。
短期的措置としての運用停止に加え、長期的視点から6月と今回の衝突事故の原因究明を徹底的に進める意見を述べた。
共同通信によると、各艦隊の司令官は1週間以内に対応策を取ることが求められる。運用停止の実施時期はそれぞれの部隊の
運用状況に応じ、司令官の判断に委ねられる。